北秋田を行く (1) | おひさまひろば

北秋田を行く (1)

二年前、秋田を所用があって訪れたとき、
角館、男鹿半島、鳥海山、八郎潟を見て回り
飲食も含め、すっかりファンになりました。
またいつか行ってみたい、と思っていたのですが、
意外にも早く、その機会がやってきました。
今回は前回行けなかった、秋田県の北部(および内陸)を旅しました。

 

秋田空港に着いてから、まっすぐ北へ向かいます。

目的地は藤里町という町で、

青森県と秋田県にまたがる世界遺産、白神山地の南側になります。

 

(世界遺産センター。GWですがほとんどお客さんはいませんでした)

 

白神山地は日本で最初に世界自然遺産に登録されたところですが、

あとで登録された知床のようには有名ではなく、屋久島のようにわかりやすくはなく、

どういう理由で選定されたのか気になっていました。

中にあったビデオや資料はそれほど詳しいものではなかったかもしれませんが、

そこがどういうところなのか、おおまかにはわかるようにできていました。


白神山地は目立って高い山があるわけではありませんが、

起伏があり、容易に人を近づけない地形がまずあって

そこにくらす動植物の多様性があり、

特に落葉樹が多く、ドングリなどの木の実も豊富にあり

(一本のブナの木から5万個(!!)って・・)

人間を含めた生き物が生きていくのに十分な森であることが説明されていて

非常に印象に残りました。

 

(近くには何か所か滝の名所がありました)

 

自然はしっかり保護されており、かなり歩かなければいけないところや

結構危険なところ、そもそも入れないところなどエリアが分かれていて

かなり広いと感じました。

またトレッキングするには青森側からがアプローチしやすい印象で

今回は「さわり」ということでセンターを後にしました。

 

帰り道、ダム湖と公園があってそこに立ち寄ると

満開の桜を見かけました。

山間部だから、まだ残っていたのかもしれません。

 

(前回は角館に行ったけど桜は散った後でした)

 

白神にはまた来て、今度は歩きたい、と思いました。

 

(つづく)