グランフォンド摩周 (2)
(つづき)
サイクリングのコースは、ロング100km、ショート60kmとなっていて
ショートは弟子屈の文化センターを出発し、
屈斜路プリンスホテルのある地域(屈斜路、和琴)をまわり
屈斜路湖沿いに川湯温泉を経由して
国道を美留和方面に降りていきスタート地点に戻る、
というコースです。
(ロングはこれに900草原と摩周湖をまわります)
弟子屈町は「弟子屈カルデラ」という日本で最も巨大なカルデラの内側にあり、
低地はかつて地盤沈下したところであり、ショートコースは比較的平坦です。
気温9℃、スタートしてからしばらくは、軽い登りと向かい風の中進みます。
途中林の中を抜けて強い横風のある所もありましたが、
十数キロの地点で最初のエイドがありました。
(何の行列なんだろう)
けっこうくつろいだ雰囲気のエイドステーションには行列ができていて、
それは「カレー」でした。
美味しそうではありましたが、もうはや?という印象は否めず、
並ばずに少し早めに出発しました。
というのも、自分が普段から使っている自転車が
クロスバイクというもので、このイベントではほとんど見かけない
ハンドルが平行な一般車である一方、
大部分の参加者はドロップハンドルのロードバイクで参加しており、
スピードの違いは歴然としていたためです。
エイドを出て畑に吹き降ろす風をまともに受けながら
屈斜路湖畔沿いを川湯温泉に向けて進んでいきます。
ここは風は弱かったのですが、じりじりと登り基調であり、
またエイドまでの距離も長く、補給が大事であることを実感しました。
(川湯温泉のエイドステーション。寒さは全く変わってません・・)
川湯温泉のエイドでは地元のパン屋さんのパンと
レストランのプリンが出て、どちらもおいしくいただきました(!)
ここからは追い風、下り基調の道を20km弱、ゴールまで進みます。
車で通りすぎるだけの硫黄山近辺や美留和の国道沿いなど
すこし景色を楽しむ余裕ができてきました。
いつの間にか、前方からも離れ、後ろからも追いかけられず、
妻と二人、(あれ?いつものサイクリングと同じじゃん)と思いつつ
こぎ続けるといつの間にか、ゴールの文化センターに到着しました。
(こういうセッティング一つとっても、手間やお金がかかっていることが偲ばれます)
ゴールのエイドでは「摩周そば」が振舞われていて、
これは美味しかった! (温まります)
最初のエイドはカレーよりそばの方がよかったかな?
と思いました。。
はじめてこういう自転車のイベントに参加しましたが、
場違いな感じもしつつ?! こんなコミュニティもあるんだ、という雰囲気を味わいながら、
楽しい経験をさせていただきました。
関係者の皆様、ありがとうございました!