まだ水温は低いし、狙う石鯛やキジハタはいないだろう。だがこの時期は乗っ込みの真鯛が接岸するという・・・。これまで4月に潜ったことはなかったが、それは雪解け水の入った越前は水温の上昇が遅いからだ。だがこの連休始めの天気予報があまりにも魅力的すぎる・・・。ということでダメ元で行ってみた。例え魚が獲れなくてもきれいな海で泳ぐだけでも幸せだ。

 

シーズン中なら夜明けとともにエントリーするぐらいの勢いで行くけれど、早朝はまだまだ寒いしゆっくり出発、現地には7時半ごろ到着した。

 

まずは腹ごしらえ!この豪華に見える朝飯・・・実はこれ、鰻ではない。新潟の一正蒲鉾(株)が開発した練り物で「うな次郎」という。コレがかなりのスグレモノで、単体で食べたら「う~ん、美味しいけどちょっと違うかも・・・」的な感想になるが、鰻丼?として食べると、かなりいける! 黙ってたら気づかない人もいるんじゃないか・・・というレベルである。ちなみにこれはローソンで購入した。

さて朝食を済ませ、海の様子を見に行くと・・・かなり濁ってる。まぁ~ここは小さいながらも川の河口に位置するので多少濁るのは仕方ないけれど、それでもけっこうイヤな濁りで、潜るかどうか迷うところであった。
海水に手を浸けたりして水温を確認していると、突堤の近くで何か細いものがニョロニョロと海面に出て蠢いている。「お?タコの足か?なら獲っておくか!」と思って見に行くと、なんとマムシであった。たぶん海に落ちたんだろう・・・港に打ち寄せる波に翻弄されてなかなか上陸できないようだった。


棒でも使って助けてやろうか・・・とも思ったけど、すぐ横は漁村だし、助けたコイツが子供を噛んでもいけないので放置した。一瞬、「どうせ今日は魚獲れないだろうし、コイツを焼いて食ったらどうか・・・」という考えもあったが、捕獲時に咬まれたらシャレにならないのでやめておくことにした。

さて本題の海であるが・・・。 準備して入ったらやっぱりものすごく冷たい。 ダイコンが表示する水温は14度。今日は3㎜のウエットスーツだが、これだとかなりキツい。それ以上に手がきつかった。なにしろ軍手の生地みたいなやつしか持ってないから、手が冷たいとかいうより、むしろ痛いくらいなのだ。 でも不思議なことに15分もすると慣れてきた。だが透明度は春濁りのせいか3~4mしかない。

15分ほど泳いで沖の沈み根に到着し、海中の様子を見ようと水面から確認できる岩まで潜って張り付いた。その瞬間、目前3mくらいのところに真鯛が二匹!大きさはたぶん70㎝くらい・・・・。でもヤツらは先にこちらの存在に気づいてたのだろう・・・、あっという間に消えてしまった。「あぁ~あ・・・」と思って振り返ると、そこにも真鯛70クラスが逃げの態勢に入っていた。 結局これらは獲れず・・・。
「コレは乗っ込み真鯛でフィーバーになるのではないか!」と期待したものの、そのあとは一匹も目撃せず、石鯛・スズキ・キジハタなどの狙いの魚も全く見ず・・・。1時間半ほど潜って寒くて仕方ないので、一発も銛を撃たず、ボウズでエキジットした。まぁ~、ボウズは予想してたけれど、あの真鯛を最初に見ただけにボウズは残念だった。次は1ヶ月後もしくは水温17度超えくらいかな~。