生活の中で便利なものを取り入れることに
私たちは、当たり前のように受け入れ
それを手にすれば
あたかも魔法を身に付けたような優越感に浸り、
されど、
それが慣れてしまえば、それよりももっと便利なものを求めてしまい
どんどん堕落した習慣に馴染んでしまう怖さがあります。
さらに怖いのは、「薬」が「モノ化」していることですね。
便利なモノのひとつとして
薬を利用している人が多いことに驚かされます。
薬が手軽に買えることや
病院に行けば大量の薬が渡されるので
薬に対する抵抗がどんどんなくなっているように思います。
それはあたかも
「便利で手軽で、健康にいい」って感じでしょうか。
違いますよ。その認識は。
薬は健康には良くないです。健康になるためには必要だけど
健康には良くないんです。
変な言い方ですが
健康な人が利用することは良くないのです。
「風邪をひきたくないから風邪薬を飲ませる」という
お母さんがいました。
子どもが風邪を引いたら可哀そうだし、
自分が面倒だから・・・・・。
恐ろしい。良いことをしていると思っている感覚で
恐ろしいことをしていることに気づいていないのです。
私は基本的に成長期の子どもにできるだけ薬は避けて通りたいと思い
それを実践してきました。
どうしても仕方ない時は、漢方で時間をかけて直すとか
強い症状が無くなれば、生活を見直して整えていくことを心がけてきました。
それで十分でした。
上手に病気にかかることも、体を健康にさせていくためには必要なことなんです。
体がいろいろな経験をして乗り越えて強くなること。
そうやって、免疫をつけてきたのです。
でも今は、小さな赤ちゃんから薬を飲ませることに抵抗がない人が多い。
本当に必要なんでしょうか??
よく考えてほしいのです。
妊娠したときのことを。
赤ちゃんがおなかにいるときには、薬の飲み方はどうでしたか?
妊娠しているときは
薬は胎児の成長に影響するから、薬に頼らずに
生活に気をつけて調整していたはずです。
でもお腹から出てきたとたんに薬を使うって
どうなんでしょう?
成長に影響しないと思っていますか??
薬は便利ではないです。
専門家に行かなければいけない症状で
専門家が診たてた薬を適時に利用することは必要ですが
今は簡単に薬も出されてしまうので
専門家にも本当に必要か尋ねなければならなくなっていますね。
薬をやめたらよくなったというケースも今はあります。
薬によって他の症状が出てしまったというケースもあります。
とにかく
薬は怖いのです。
まず、薬に対する怖さをもう一度認識すること。
そして慎重になること。
そう、慎重になることです。
薬は便利ではないです。
怖いものです。
慎重にならなければならないものです。
健康な人には不要なものです。
生活を見直せば要らなくなります。
サプリじゃありません。
必ずデメリットも出てきます。
塗り薬もそうです。「薬」という認識を持ってください。
「ちょっと塗っておこう」という感覚でも
薬は体に入り、蓄積されていきます。
お腹に赤ちゃんがいなくても
自分のからだでは、
いつも60兆の細胞を育てているのですから。
そのためにはできるだけ薬に頼らずに
生活の中で調整してほしい。
子どもと高齢者のいる環境は
常に「薬」というキーワードが生活の中に
あると思いますが
「モノ化」して、慣れて、怖さが無くなってしまうので
改めてその利用について
慎重になってほしいと思います。
薬が健康になるわけではないのです。
薬の使い方を知ることで健康になるのです。
最近の陽気で体調を崩されている方が多いこともあり、
「薬」の利用の仕方が乱れていることを感じました。
健康を手に入れるのは、簡単ではないです。
便利に手に入れることなんてできません。
鍛錬して、手間をかけて、ていねいに命を感じることで
心もからだも「健康」になっていくものなんです。
当たり前のコトなんだけど、
当たり前の投げかけが伝わりにくい世の中って
難しいですね・・・・。