チャイルドケアが通信講座で立ち上がってから15年。
そのときにベビーちゃんだった子どもたちも
思春期真っ只中です。
そんなこともあり、
最近は、「思春期のケアが知りたい」というご要望が多くなりました。
子どもが小さいときは、
子育て書もたくさんあります。
それに幼い子どもは、まだまだ親の手中にあるから
どこか親の都合で何とかなるんです。
幼い子どものときの親の悩みの大半は「健康」
だからいかに元気に育ってくれるかというノウハウを知りたいのです。
小学校に上がるくらいになれば
成長過程のなかでも免疫がしっかりついてくる時期でもあり
大きな心配はなくなります。
次に親が心配になるのは、学校という社会についていけるかという
社会性が心配になります。
案外子どもの方が順応性があるので、友達ができて
毎日楽しそうに登校するようになれば
親の心配は要らなくなります。
親というのは欲深いものです。元気で楽しく学校に行ってくれたら
十分だと思うけど、
わざわざ心配を作りたがる傾向があります。
気にするというのは大事なことだけど
気にしすぎは危険です。
さらにいろいろ親も欲深くなってくるので、
親の望みのバリエーションも増えます。
そう、もう「心配」というより、「望み」の方が近いんですね。
「成績が上がってほしい」「スポーツで一番になってほしい」
「スタイルが良くなってほしい」「英語が話せるようになってほしい」
「いい学校に行ってほしい」
もう心配するどころか、親の期待に沿わせたいという
「操作」になってしまいます
子どものために、心配しているというつもりになって
どんどん子どもに対して過干渉になっていくのです。
今は少子化ですから、
親の目が子どもの背中にぴったりくっついているような感じです。
これでは「愛情」を越えてストーカーになってしまうことも少なくないと思います。
このことに気づかないと
親は上手に子どもの成長をサポートできないのです。
特に息子と母親の関係性。
母親と娘は同性ですから、
自分がたどってきた道なので
共感しやすく、どこか冷静で見れるところも多いのです。
女の子の方が精神的に成長が早いこともあり
時に本音でぶつかり合って、腹を割って話すこともできます。
だけど、男の子は、母親にとってやはり異性なので
どうしたってわからないこともあります。
「謎」が多いのです。
だけど、そこが母親にとって放っておけないのです。
わからないから
知りたい
執拗に干渉してしまう傾向にあります。
「男の子の方が女の子より甘えん坊でかわいい」という声を聞きますが
そうではなく
母親は、男の子に対して本能的に甘やかしてしまっているのです。
異性に惹かれる本能があるから
やはり母親は男の子に対して、女の子とは違った感覚になるように思います。
私も娘と息子がいるけど、
どちらもとっても愛しい。だけど、その感覚は違いますね。
母親は娘に対しては、同士のため親友であることを求めます。
息子に対しては、異性なので、理想の男子像を求めてしまうように思います。
だから支配的になってしまったり、
時に過干渉になってしまうのです。
わかりたいからやりすぎてしまうんですね。
つまり、母は息子に片思いしているんですね。
「大好きなのに、どうしてわかってくれないの!」
これがイライラになってしまうのです。心配とはちょっと違う。
「何も話してくれない。何を考えているか知りたい」
だから根ほり葉ほり詮索してしまい、また距離を持たれてしまったり。
「嫌われたくないから、聞き分けのいいお母さんでいたい」
あるいは自分の思い通りの理想的な男子でいてほしいと強く思います。
つまり息子にとっての一番の異性は「私!」でありたいのです。
そこらの女子たちには譲れないというやきもちもあるから
多少の甘やかしを許してしまうのです。
純粋な親から子への愛というよりも
子の愛が欲しくてわがままになってしまうのです。
母親は、恋していることに気づいていないから
いつも息子に恋い焦がれ、心配して、
良かれと思うことを熱心にしすぎてしまいます。
叶わぬ恋であることに気づかないと
子どもをマザコンにしてしまうことになります。
愛情もかけ過ぎれば、情念となり、執念となります。
いい女は上手にフラれないとね。と思うわけです。
思春期の男の子をお持ちのお母さんは、一度子どもにフラれて、
客観視して、新しい関係性を作らないとならないときです。
そうすることで、
子どもを少し違った気持ちで見ることができるようになります。
何かあれば助けることができる関係性を作っておけば
心配も減ります。
子どもも隠さなくなるから詮索しないで済むのです。
男の子をお持ちのお母さんから
思春期の相談をされると
必ずチェックするのがこの「恋い焦がれ度」
息子にいかに恋しているかってこと見抜けると
アドバイスもずいぶん変わります。
「恋」していると、一方的に走りがち。
でも関係性が「愛」になると
いい感じに親子関係が育っていきます。
子育ても恋愛も似ているんですね。
相手をどう思うか・・・・。
そこは全く変わらないことだから。
私の独断と偏見の
母親と息子の関係についてでしたm(__)m
もちろんすべての母親と息子との関係がそうということではありません。
ただ、最近「恋人は息子」というお母さんも増えていて
それを素敵なお母さんとしているけれど、
それは全然素敵ではないと思うのです。
息子のことを思えば
息子に素敵な恋人ができるように見守っていくことこそ
素敵なお母さんじゃないのかしら?
ちなみに私も何度となく息子にフラれてます。
そのたびに反省し、いい女(母)になっていると思っています。