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私と家庭と地球のケア

チャイルドケア講師でセラピストのミセスカモミールが、自然療法と家庭教育で日々の暮らしをていねいに考えていくブログ。

昨日は、家庭教育に関する勉強をしてきました。
そこで学んだ一部を私なりにお伝えしたいと思います。
個人見解で綴っているので、是非をお伝えする内容ではありませんが
一緒に考えていただければと思います。

さて「子育て」って何でしょう?

漠然とした質問ですが、
その漠然としている言葉だからこそ、
実は私たちは大きな勘違いをしてしまっているかもしれません。


親になれば、「子育て」に関する意識は
とても大切で重要なことだと思っています。

誰もが「より良い子育てをしたい」と思います。
そして、その「子育て」という言葉に
とても責任を感じ、慎重になり、不安になることもあるかもしれません。

本来は「子どもの健やかな成長と健康を守っていくもの」であるはずです。
だけど、
関係ないことでも「子育てに重要なこと」と言われれば

「そうかな?」「そうだ!」と思ってしまいます。

例えば、ひと頃の英語教材。
0歳児どころか今は胎教から始めたほうが効果がある!
と言われてしまうと
「子どもにとっていいなら」と思ってしまうこともあるでしょう。

幼児の食事バランスをサプリで補いましょう!
と言われれば、
「自分で作る食事より、こっちの方が子どもにいいのかな?」
なんて思ったりする人もいるでしょう。


1歳児から通える学習教室がある!
と知れば
「そういう教室に早くから通わせた方が子育てにはいいのかも?」
と無理に月謝をやりくりして通わせてしまう人もいるでしょう。

子育てが何となく都合のいい
「商品化」「サービス化」になっている傾向があります。

子どもにとっていい、子育てに便利、そんな言葉は
親にとっては魔法の言葉のように聞こえてしまうのです。
そのため
そういう商品やサービスがあれば子育てが上手にできている、
子育てが可能であるという錯覚を持ってしまうのです。
子育て不安も同じです。
子育て不安を商品やサービスの購入で問題解決ができるという
錯覚をもってしまっているのです。

子育てとは、人間が人間に行うものです。
親だけに限らず、親戚、隣近所、地域の人など
たくさんの「人間」が幼い人間を育ててくれていました。
さまざまなアドバイスもあったり、
いろんな人間とふれあうことで
さまざまな体験と経験を重ねていたのです。
それが子育てに有効だったんですね。
だけど、
今は核家族が増えて、
子育てをサポートしてくれる「人間」がいないのです。
だからその役割が
商品になったり、サービスになってしまうのです。

親がやるべきしつけも
今は「しつけ教室」に月謝を払って行かせているのです。
食事もそうです。
バランス、バランスと言われ煽られることで
自分が作ることが不安になったり面倒になる。
だから
だったら最初からバランスの整っているものを
与えていればいいということになります。

そういうことに疑問も持たないのです。
だってお金を払ってよいことをしていると思っているのですから。

子どものために、子育てのためには
こうした商品、サービスを
受けなければきちんとした子育てではできていないという
勘違いが起こっていることもあります。
子どものために親子で一緒に過ごせる時間を
子どもはおけいこごとや塾に行かせて
わざわざ離ればなれを作ります。

さらには、そのおけいこ代や塾代を稼ぐために
母は、パートやアルバイトに出ることになったりします。
さらに親子の時間など無くなり、離ればなれになります。

親子が一緒にいる時間はどんどん減っていき
「子育て」に必要な大切な親子のスキンシップなどは
すっかりないがしろにされています。
親子の絆はもちろん、信頼関係など希薄になるのは目に見えています。

親は子どものためにやっているから
当然、そんなデメリットなど全く心配していません。
それよりも子どもにひたすら商品とサービスを与えることに
必死になっているのです。

ある程度経済的に余裕がなければもちろんこれもできません。
経済的に余裕がない親は
「お金がないから、子育てはできない」と
ネグレクトにつながることもあるかもしれません。

子育てはお母さんの「愛」だけで十分なのに。
きちんと子どもに目をかけて、手をかけて
ていねいに一緒に過ごすだけで
十分だったはずなのに。

子育てはこうでなければならないという
情報や流行の影響もあるでしょう。
こういうものを与えて、こういうサービスを受けて
子育てをし多用は気持ちになっています。
皆が同じようなことをしていることで
皆が勘違いして「子育て」をしているのかもしれません。

親の考えや意識がなくただ流されているだけにすぎません。

自分の子どもをどう育てていくかという意識を
もっと家庭で夫婦で話し合うべきです。
商品やサービスではなく
親としての在り方や、
人間としてどんな子どもになってほしいのか
知識や技術ではなく、もっと人間として大切なことを
感じ取っていかないと
ますます商品化、サービス化にはめられます。

子どものためと思っている「商品」「サービス」を除いて
親として「子育て」として励んでいることは何ですか?
親子で一緒にやっていることは何ですか?

早く気づかないと子どもは大きくなります。
大きくなると子ども自身の意志が出てきます。
大きくなってしまうと
親の言うことを聞かないというのは
商品やサービスを取り除いてしまったから
子ども自身は誰の指示を仰げばいいのかわからないのかもしれません。
でも、その時は親ではないのです。
だってしつけも学習も全部他人のサービスだったり、
商品を受け取っていただけだなんですから。
ありえますよね。

あるいは子どもが学校での出来事や不安を
なかなか相談してくれないということもあります。
それも
幼少期に一緒にいる時間が少なかったり、
信頼関係ができていなかったりすると
どんなことをどんなふうに話せばいいのか
すでに分からなくなっているのです。
幼いときに一緒にいれば
小さな異変にも気が付くし、事も小さく済んだのかもしれません。
大きくなると
カンタンそうなことも経験がなければできません。

でも子どもが言うことを聞かない、
子どもが不安や悩みを相談してくれない・・・・・

また「子どもはこれでいうことを聞くようになります」
「子どもの不安は私が相談に乗ります」という
商品やサービスが出ているから
やっぱりそういうものを頼るのでしょうか・・・・・・・・。

子育ては親が学び、親が行うことだと
改めて私は思います。