「自分だけを愛して欲しい」
と言った感情は誰しも密かに隠し持っているかも知れません
3回前から連投させて頂いている
言葉を操る天才、凪良ゆうさんの「美しい彼」シリーズは、人間の心の機微を見事に表現されている
自分が文字を読んでいる事を忘れてしまい、映像を見ているかのような錯覚に陥るほど、その状況を鮮明に感じ取ってしまう
「清居」と「平良」の2人の心情があまりにも面白く、何度も読見み返す度に、ソファーから転げ落ち笑いが止まらず悶絶しております
今回は清居の心情をほんの少しだけご紹介させて頂きます
清居は、幼少期から家に自分の居場所が無かったことから、自分だけを愛してほしいという欲求をひた隠しにしていた
とんでもなく美しすぎる顔がチャラになる程生意気な「清居」が、「平良」だけには鬼メンタルが崩壊し一途に振り回され続け、ちょくちょくやきもちを焼く姿がとんでもなく面白い
言葉の形にできそうにはない、自分に誂えたかのような完璧な幸福を差し出してくれる平良
自分ですら忘れていた過去の孤独、自分だけを愛してほしいという寂しさを、全て揃えて自分だけに愛を注いでくれる平良に清居はすっかり心奪われてしまった
自分の中にある寂しさに寄り添ってくれる人と出逢えたのならばそれはこの上なく幸せな事かも
好きで仕方がない相手と一緒に居られる事は幸運ですが、とてつも無くキツイことでもあり、苦しくて甘い葛藤を抱いたままに歩み寄ってまた歩み寄って、一緒に手を繋いで前を向いてゆく生き方の美しさを「美しい彼」の作品に改めて教えられる
クールな面持ちでやきもちがバレていないと清居本人は思っているようだけど、バレバレやん!と突っ込みどころが山ほどあるのがたまらない
だからー!
そいつ!
俺の男だからー!
キモいうざいと言いながら、何一つ思い通りにならない平良を誰よりも一途に愛している清居が可愛すぎる
ここまで辛抱して読んでくださった方は恋愛や人生経験が豊富な方が多いと思います
愛と執着はセットでついてきたりもしますが、もどかしくて思うようにならない複雑な苦悩を感じるのも人生の醍醐味かもしれません
執着してはいけないとか、愛とはそういうものじゃないとかいうフレーズを色んなところで目にしますが、
「美しい彼」を拝読していると他人の意見や大衆がどう思うかと言った自分以外の事が気にならなくなり、堂々とした気持ちにさせてくれるかもしれません
色んな事に当てはまると思いますが
正しそうな考え方を見本にしても、誰かにお金を出して教わったとしても、結局自分の体験でしか解らないものが多いかもしれません
これからもどうぞご自分の意思やご自分だけのどんな体験をも大切に大切になさってください
私の場合は昔からオネエが好きだったので、ゲイと言われたら凄いやん!って思うけど
まだまだ日本では生きにくいらしく、大変な思いをした方もおられるかもしれません
事実は小説より非なりとはよく言ったもので、皆様の中にも恋愛だけに限らず、相当な紆余曲折を経た体験をお持ちなのではないでしょうか
人間が人間を愛してゆく苦しくて甘い葛藤ごと抱きしめて今回はここまでとさせて頂きます🙏
嫉妬の眼差し
卒業式の日に追いかけて来ない平良に
哀しげな清居
貴重なお時間を使って
最後まで拝読くださいまして誠に有難う御座いました🙏✨













