※前回から引き続き当時所属のまま、試合本編中は選手名などを敬称略で表記します。
 

2019年7月21日(日)午後7時8分 仙台市宮城野区/楽天生命パーク宮城


 上空にはドローンも出現。この芝生席からであれば花火も見えるだろうが、今日は相反するように行われない。
めぐ「そんなもんわかんないし。」
もも「買ってから調べるったって、そういうのが甘いの。」

 試合本編に戻ろう。6回表は2アウトからデスパイネを捕逸による振り逃げで出塁させる。続く長谷川勇がレフトスタンドへ逆転2ランホームラン!
なぎ「入った!すげぇ、まただ。」
さく「さ、また形勢逆転だ。」


 内川聖一はセカンドフライに終わった。6回裏、モイネロが3番手のマウンドへ。釜元がレフトに入る。
もも「…アンタら本当、どっちの味方よ?」
めぐ「どうかな…?一応、中立ったらアレだし。」

 2アウトから和田がレフトへのヒットを放つも、ウィーラーは空振り三振。
なぎ「今日はイケる気がするんだ。」
さく「そう?案外わからんよ?」


 7回表、3失点の石橋に代わって久保が登板。明石が左中間へ二塁打の後、甲斐のバントで挟まれる。1アウト2塁から上林がライトへのヒットとなって…、リプレイを要求。外野芝生自由エリアからでは、リプレイ映像が全く見られない。
もも「もう、文句言うのナシよ?」
めぐ「もう、ここにしないし。…多分。」


 判定は変わらず2,3塁。牧原のファーストゴロはホームをアウトにし2,3塁が続く。西田がピッチャーゴロで3アウトチェンジ。赤色風船の舞った7回裏、椎野は昨夜の借りを返したい。
なぎ「もう…、負けるわけにいかんし。」

 代打の渡邊佳が四球を選んで、代走の辰己を堀内がバントで送って1アウト2塁。茂木もフォアボールを選び、島内は内野安打で満塁。しかし浅村がダブルプレーで台無し。
もも「…また外していい?」

 8回表はブセニッツがマウンドにあがって3人で終了。8回裏は森がマウンドにあがって3人で終了。
さく「また昨日みたいに時間かかっちゃってるからね、さっさと。」
なぎ「お前本当、誰なんだよ?」

 9回表は青山が(2019年観戦4試合目の)マウンドにあがって、1アウトから明石がサードへの内野安打。代走の周東が盗塁を仕掛け、セーフとなったため2度目のリプレイを要求。

 そのまま盗塁成功となって、東北楽天は9回までの要求権利を失った。甲斐がレフトへタイムリーヒットとなり、貴重な追加点。上林はファーストファウルフライ、牧原もピッチャーゴロで終了。
さく「今日はもうイケるでしょ。」
なぎ「…わかんないんだ、それが。」


 9回裏、マウンドは現状のクローザーとなる甲斐野。高谷がキャッチャーの守備につくなど、逃げ切り体制へ。2アウトから代打に藤田も、センターフライに終わった。
なぎ「やっと勝った…、終わった。」
もも「そう、よかったわね。」


 ビジターに"お立ち台"はないとして、6回表に逆転2ランを放った長谷川勇也選手のインタビューは場内へ流れる。
さく「いいけど…、カメラまたブレてない?」
めぐ「どうだろうかな…、パソコン取り込むまでわかんないし。」


 昨日は表示された観衆数をタイミング悪く見逃している。試合も終わって座席移動自由になったので、今日は25845人だったとしっかり確認。試合は思いのほか長引き、4時間0分となった。 
さく「これ昨日もだけどさ、あんまり点も入ってないんだよ。」
もも「本当、それ。雨っぽいとこでこうなるし、やっぱり…?」


 ライトスタンドのビジター席も遠目ながら見ておきたい。福岡ソフトバンク、勝利の二次会は当然ながらトランペット類なし。これはこれで独特なスタイルにできるものの、やはり物足りない印象は否めなかった。
めぐ「…ちょっと試してダメだったら。」
なぎ「もう終わったろ。」


 この2日間、上部の"ビジョン"は広告にほぼ徹していたイーグルスタワー。よく見れば供用開始前にもかかわらず、人がいたように感じられた。内覧会でも行われたのだろうか?
さく「あれぐらい高いとこからってのもいいかもよ?」
めぐ「あそこ…、あんまり数多くないかもだし。」


 ということで、福岡ソフトバンクが連敗を6で止めた一戦。昨夜より料金を抑えて、試合内容は濃密という。やはり"反比例の法則"は、少なからずあるのかもしれない…。
もも「ま、アンタの…。」
めぐ「次。」


 さて通常のナイターと比べ、全体的に1時間早められている日曜日。せっかくなので場内をもう1周り見たいもの。まずは芝生席前方、テーブル付きの『外野レフトホームランボックス』。金網フェンスが目の前に迫り、グラウンドより掘り下げられているのが特徴。
さく「やっぱりここだよ、ネットがアレして。」
なぎ「あー…、確かに。」


 続いてはバックスクリーンに近い、最大5人用の『外野センターボックスシート5』。こちらの座席はクッションが入っており、座った感もよさそうだ。
もも「ここだったら変に干渉されないからさ。」
さく「まあね…、あと1人を。」


 この『外野センターボックスシート5』は3区画全て配置が異なっており、1つはネットカフェのフラットシートらしいタイプとなる。さらに前方の椅子席は女性専用の『イーグルスガールエリア』。
めぐ「5人はやっぱきついかも。」
もも「本当、都合いいもん。」
(つづく)