184.モノが終わった際のBGMは総じて『蛍の光』説。しかし実際は『別れのワルツ』で、厳密には『蛍の光』と異なる。
閉店時に流れるBGMは本当に「蛍の光」?
多くの人が「閉店の合図といえば『蛍の光』」と考えていますが、実際にデパートやスーパーで流れているのは、別タイトルのインストゥルメンタル曲「別れのワルツ」です。
蛍の光 vs. 別れのワルツ:系譜と背景
オリジナルはスコットランド民謡「オールド・ラング・サイン(Auld Lang Syne)」。
「蛍の光」は1881年(明治14年)、稲垣千頴が日本語詞をつけ、小学校唱歌や海軍卒業式で歌われる定番ソングに。
一方「別れのワルツ」は1940年代の米映画『哀愁(Waterloo Bridge)』の劇伴として、同じ原曲をワルツ(3拍子)にアレンジしたものです。
拍子・アレンジ・用途の違い
なぜ「別れのワルツ」が選ばれるのか?
3拍子のゆったり感が客に「そろそろ帰ろうかな」という気持ちを自然に促す。
歌詞がないため、邪魔にならず幅広い世代に受け入れられやすい。
USENなどBGM配信サービスで簡単に導入でき、著作権処理もクリアなケースが多い。
まとめと次のステップ
閉店BGMとして「蛍の光」と思い込まれている曲は、厳密にはワルツ調の「別れのワルツ」です。 もし「聴き比べてみたい」「自分の店でも使ってみたい」など興味があれば、
どの業種・業態で流す予定か
ピアノアレンジかオルゴール風か
導入方法(USEN・店舗BGMアプリなど)
を教えてください。さらに具体的なプランやサンプル音源へのリンクをご紹介します!
(おわり)