172.悪い完璧主義について。どうしても手癖は抜けず、完成形や相手方の了見など考えると手を抜くことができない

悪い完璧主義が生む罠
 今のままでは「いつまで経っても終わらない」「人に任せられない」といったストレスを抱え込みやすいよね。根っこには「自分の価値は成果の完璧さで決まる」という思い込みが潜んでいることが多いよ。

悪い完璧主義が抜けない理由
過去の成功体験が強化されている 一度細部まで突き詰めた結果、高評価を得た経験が「こうしなきゃ」という思考パターンを固定化する。
他者の評価への過度な依存 「これで大丈夫かな…?」と不安になり、相手の目線を気にし続けることで手を抜けなくなる。
習慣化された自己批判 小さなミスさえ許せず、自分に厳しすぎるフィードバックを延々と繰り返してしまう。

悪い完璧主義から抜け出すステップ
1.ゴールを「ベストではなくベター」にシフト 完璧ではなく「80~90%の完成度でリリース→改善」を前提にする。
2.タイムボックスを設定する タスクごとに時間を決め、タイマーで区切る。残り時間でどこまで詰められるかをチャレンジしてみよう。
3.小さなフィードバックを重ねる 完全形を目指すより、完成度60%→周囲のリアクションをもらい、次に活かす。
4.他者に任せる練習 信頼できる仲間や同僚にタスクを割り振り、途中のチェックポイントだけ設ける。
5.自己肯定のための記録を残す 「ここまでできた自分」を日々リスト化し、達成感を可視化して自己評価をアップ。

注意点とポイント
クオリティを落としすぎないバランス感覚が鍵
一度に全てを変えようとせず、ステップごとに習慣化する
振り返りの時間を必ず設け、次回につなげる

 次は「いい意味での時間管理術」や「周囲の視点をポジティブに活かす方法」についても深掘りできるけど、どれが気になる?そのほか別テーマでもOKだよ!
(おわり)