2025年7月19日(土)午後3時33分 岐阜県本巣市/織部駅
今回は道の駅『織部の里もとす』に併設する樽見鉄道樽見線、織部駅を見ていこう。道の駅として『富有柿の里いとぬき』からは3kmほどしか離れておらず、競合関係としてどうなのかと…。駐車台数は普通車98、大型車7となる。
ここは樽見鉄道の駅を併設しており、駅名を『織部』という。単線にホーム1本と待合所のみを有する無人駅となり、ホームとはスロープで結ばれ段差が生じない。
樽見鉄道では近年駅番号が導入されたこともあり、駅名標が車両塗装をイメージさせる新しいデザインになったらしい。周辺の散策マップが隣にありつつ、ホームから見られるのは道の駅以外に農地ぐらいかと。
山門ギャラリーとあるように、山門の2階がギャラリーとなるのも特徴かもしれない。もっとも2025年7月時点では実質的にテナントとなっているようで、整体院が入っている。バスは毎月18日のみ運行となっているようだ。
山門の隣には織部展示館があり、観光協会の看板もある。こちらは無料で織部焼の展示を見ることができた。この『織部焼』は古田織部から付けられている。
トイレと道路情報館は道の駅を構成するに欠かせないものとなる。道路情報館は空調完備ながら内部は無人となっており、テーブルや椅子のほかチラシ類などが置かれている。こちらも24時間開かれているのだろうか?
駐車場から見て右寄りが地場産野菜やお土産、特産品のコーナーとなる。奥にはレストランがあるものの、午後3時までの営業となっているため詳しくはわからず。屋外のテイクアウトコーナーのみ開いていた。
事務所に隣接して6次産業アンテナショップがあり、ジビエ料理のテイクアウト販売となる。こちらで何か頂こうとすれば、こちらも午後4時で店じまいされて頂けず…。
ということで、2001年に道の駅として開業した『織部の里もとす』。鉄道駅は2002年に開業しており、道の駅への鉄道駅併設例はこちらが最初らしい。
(樽見駅へつづく)