(※上記旅行用ブログからの再編集記事です。)
2019年4月13日(土)午後0時27分 千葉県成田市/成田空港第2ターミナル
24.成田空港第1ターミナル北ウイング(12:55)着 エアポートリムジン/成田空港行き 東京空港交通396
第2ターミナルはすぐ近くにあった。JRの駅も"第2と第3"が『空港第2ビル』として一体化しており、それぞれ徒歩で連絡する形。
ここまでに結構下車し、空きが多くなった車内。第2ターミナルを発着する各国の航空会社が記されており、こちらにない"通常の航空"会社は第1ターミナルとなる。
めぐ「…わかんない。」
もも「…パス。」
さく「パス2。」
バスの乗車もあと少し。空港の敷地では一般人による徒歩移動があまり考慮されてないのか、高規格道路が入り組んでいるような構造をなす。
さく「関空もそうじゃなかったっけ?」
なぎ「関空は…、島だろ。歩いて渡る橋もないし。」
第1ターミナル南ウイングに停車し、そこからは北ウイングも見えている位置。
新宿から2時間弱の乗車で、そのまま第1ターミナル北ウイングに到着した。
さく「…思ったより早く着いたっぽい?」
もも「ま、言い出しっぺが満足ならいいんじゃない?」
めぐ「一応…、バスはクリアしました。」
海外渡航する人々は総じて荷物量が多く、係員が忙しくカートへ運び入れている。これにて成田空港への"バスルート"、制覇なり!
さて成田空港へは片道1000円の『東京シャトル』もあり、そちらは東京駅八重洲口の付近から出ていた。位置が少々わかりづらいので、当日判断で下調べなしとなっては回避もやむなしだったか。2025年現在は『エアポートバス東京・成田』となり、片道1500円となる。
バス乗り場から建物に入れば、そこが第1ターミナル北ウイングの出発口。ここから世界各国へ飛び立つべく、今日も多くの人が手続きを受ける。
もも「本当にこういう画だと、今からどっか海外飛んじゃうんじゃないのって。」
めぐ「今日は飛ばないよ?」
もも「今日だけじゃなくて、アンタらとなんか一生無理。」
北ウイングの出発案内などが、壁面に大きく割いて表示される。躯体の大きさは遠目からでもわかりやすい。
さく「人いないと殺風景みたいな。」
なぎ「やめろ、そういうのばっかり。」
さあ、空港の中に何があるか。
もも「そういや、朝食べたのって何時よ?」
さく「10時…、回ってたかも。」
(S)ベーコンポテトパイセン(マクドナルド) 150円
これも度々限定販売される『ベーコンポテトパイ』で、商品名も度々変化が付けられる。昨年だったか『ヘーホンホヘホハイ』なる名称らしいが、中身は同じ。ベーコンの入った塩辛いポテトペーストを、パイで包み揚げしたものだ。それにしても、レシートに記載された住所は"千葉県成田市三里塚御料牧場"とある。調べればどうも、空港開業前は『御料牧場』があったことに由来しているらしい。
めぐ「…一応、これで少しばかりは。」
もも「絶対これだけじゃダメでしょうよ。」
朝食が遅かったとはいえ、時刻は昼の1時頃。第1ターミナル中央ビルの4~5階は飲食店や土産物、その他店々が連なっている。とりあえずレストランなどを見て回るが、いまひとつ価格と内容の面でしっくり来るものはない。
さく「あるにはあるんだよ。そんなに量とかは…。」
めぐ「それもだし、ちょっとお高めって言ったら。」
ひとまずメインの昼食は先送りして、5階の展望デッキへ出よう。4000m級の長さを持つ滑走路は他に関西国際空港しかなく、国内最長となる。
なぎ「これぐらいなかったら、遠くまで飛べないんだと。」
もも「そうよね?助走つけて…、走り幅跳びじゃないけど。」
航空機も世界各国から多種多彩。水色を纏った塗装の大韓航空は韓国だとわかる。垂直尾翼のデザインが特徴的な機体が何かと調べれば、メキシコのアエロメヒコ航空だった。
めぐ「…帰ったら調べておきます。」
とりあえずデッキ全体を収めておく。晴れた土曜日の昼下がり。飛行機の待ち時間ついでに限らず、見物目的で訪れた人も多いだろう。
さく「昼もだけど、成田から豊橋まで帰りたいんだよね。そんなに長いこと…。」
なぎ「じゃあ、JRの駅な。」
何層にも折り重なり、吹き抜け状となるエスカレーターを下る。踊り場からところどころ、殺風景に見えるフロアもどこか愛おしい。
もも「なんならこのエスカレーターも殺風景なもんよ。」
到着口も押さえておこう。
めぐ「…はい。」
なぎ「じゃあ…、駅な。」
駅に出てきた。JRと京成電鉄が施設を共有しつつ、改札はそれぞれ分かれて設けられる形。2006年に訪れた際は検問があり、改札から空港施設へ進む内に身分証明書を提示させる必要があった。
さく「そうそう、あったあった。」
もも「免許ないし、学生だったから学生証持って来いって。」
正直なところ2006年当時の写真は、それ自体が元々なかったのだろう。今回もあまり多く時間を割くことはできずに終わった。次に来る機会があれば十分な時間を確保しつつ、京成のスカイライナーも乗りたいもの…。
(現)JR普通乗車券:成田空港→豊橋 6260円
ということで、JRで必要な乗車券と特急券を購入しよう。成田空港から豊橋までは全てJR本州内の幹線であり、合わせた営業キロは372.8km。特定市区内は発着せず、加算運賃は適用されない。
(現)JR指定席特急券:成田空港→東京 1700円
成田空港から成田エクスプレスで東京へ向かうにあたり、営業キロは79.2km。東京近郊区間では珍しくなったA特急料金が適用されるため、100km以内で扱われる。座席未指定券もあるが常磐線や中央東線と異なり、A指定席料金で同額だ。(2024年以降は成田空港,空港第2ビル発着のみ適用。)
(現)JR新幹線自由席特急券:東京→豊橋 3340円
東京からの新幹線自由席も仕入れておく。東海道新幹線の料金は東京と品川で同額となり、東京を基準に考えれば豊橋まで293.6km。ノープラン系にして、相当な大出費になってしまった。ということで、後戻りできない大移動が始まる…!
(つづく)