(※上記旅行用ブログからの再編集記事です。)

2019年4月13日(土)午前11時25分 東京都港区


24.バスタ新宿(11:00)発→成田空港(12:55)着 エアポートリムジン/成田空港行き 東京空港交通396
 浜崎橋からは一旦1号羽田線へ。朝方に乗った『ゆりかもめ』と並走しており、向かう方向も同じ。
さく「まーたこれもフラグ踏んじゃった、みたいな?」
めぐ「なんかそうなっちゃう。」


 すぐに11号台場線へ進路を変える。狙ったか狙わずか、本日2度目のレインボーブリッジを渡る。
めぐ「ここまでが古いもんだから、ここが最初見たとき新しくて。」
さく「…ここ開通いつだっけ?」
めぐ「どうだろう…、1993年ぐらい?」


 朝方のゆりかもめは"下段"から眺めた景色。今度は"上段"から、対岸の高層ビル群を眺める。
めぐ「空が開いてるっていいね、向こうもよく見えるし。」


 お次は片側3車線の湾岸線を千葉方向へ。見えるのは、これも本日2度目の有明コロシアム。まだ流れが悪いようだ。
さく「これもフラグ踏んじゃってるし。」
もも「…なーにー?」


 新木場で首都高速湾岸線の上を跨ぐのはJR京葉線。ゆりかもめ,地下鉄有楽町線,りんかい線という、午前に回ったルートと関連するのはここまでとなる。
めぐ「本番はここからだよ。」


 気付けばバスは流れている。葛西ジャンクションで中央環状線が分かれており、そちらへ進めば昨日の扇大橋などを回っていく。湾岸線に話を戻すと、その先にある出口は混雑しやすい。
さく「そういや今日って土曜だよね。」
めぐ「それでだけど…。なんで浦安じゃなくって、葛西から出ようとするんだろうね?」
さく「浦安とかって、修学旅行的な?」
めぐ「中学校の修学旅行もだし、その下見じゃないけど。」


 旧江戸川を渡ると千葉県へ。どうも"テーマパークリゾート"へはもう少々距離があるらしく、迂回を強いられる浦安から出る際はスムーズに進められるらしい。さて浦安市舞浜へは2002年3月、"家族旅行"として訪れている。その後6月の修学旅行で東京都内、さらにはクラス単位で横浜(中華街など)を散策。
さく「…やっぱり最初東京来て?」
めぐ「そりゃ、色々すごいもん。」

 何せ当時のこと。自動改札機には当時珍しかったカラー液晶、さらに接触させるだけで利用できるICカード。タッチパネル式券売機、そして"発車メロディ"。見るもの聞くもの、多くが新鮮なものであった。その後15年以上を経て、技術的進歩と定着ぶりは存じ上げるとおりだ。
さく「ま、今となっちゃ定着じゃないけど。」
めぐ「回数とか重ねていくうちにね…。」


 以降は大昔の"家族旅行"としても通っていない区間となる。市川市に入るとまた流れが悪くなった。
さく「ここは心当たりないんだけど。」


 江戸川を渡った先に、新しく東京外環とのジャンクションが完成。そちらへ進めば首都高速を経ずして常磐自動車道、東北自動車道や関越自動車道に向かうことができる。
めぐ「ここもちょっと気になってて…。」
さく「やっぱり動画とかで見たんだ?」
めぐ「新しいとこのほとんどは地下みたいなもんだけど。」


 ここからは東関東自動車道となる。路線番号E51の入った標識も設置され、管轄が東日本高速道路に変わったことを強調。引き続き一般道路として、国道357号が並走する。


 肝心の景色は防音壁によって遮られ、車中からはよくわからない。成田空港までは47km、40分。ここからは流れてくるか。
さく「そんなわざわざ…。」
めぐ「せっかくじゃん。」


 習志野料金所を通過して、すぐに湾岸幕張パーキングがある。都市部に位置するパーキングにして印象が薄いように、商業施設然としたものでなく実用性重視なエリアとなる。
めぐ「やっぱりこういうのがいいのよ。それと、こっちのほう来たこともないし。」
もも「…なーにー?」


 一帯が工業地帯らしく、景色は壁で再び遮られる。成田空港まで37km、あとは前後運行車両との連携プレーで飛ばす東京空港交通。
さく「そりゃ本数が結構多いってんなら…、ね?」
めぐ「羽田、じゃなかった。東京駅のも併せたらなるの。」


 宮野木ジャンクションで京葉道路と交差。そちらへ進めば館山自動車道を経て、房総半島を南下する方向。東関東自動車道は進路を北東向きに変え、成田を経て茨城県内へ入っていく。東京都内方向から東京都内方向へは進むことができない。


 成田空港まで30kmとあり、沿線の雰囲気が変わってきている。片側3車線のまま最高速度も100km/hになり、他の高速道路(東名高速,東北自動車道など)と同じ水準になっただろう。
さく「そういや浦安とかって、修学旅行的な?」
めぐ「中学校の修学旅行もだし、その下見じゃないけど。」
さく「…やっぱり最初東京来て?」
めぐ「そりゃ、色々すごいもん。」

 また四街道からは最高速度が引き上げられることとなり、2023年から120km/hとなっている。


 酒々井が成田空港への最終パーキングとなるため、フライト情報を確認できるよう設備が充実。東関東自動車道で次の休憩所となる大栄パーキングと、成田空港はほぼ同じ距離。
めぐ「パーキングとかって動画ないもん。」
さく「わかったけど、来る手段は?」


 もうすぐ成田インター。下を通っているのはおそらく京成電鉄の線路。首都高速湾岸線(横浜市。本牧ジャンクションの箇所に片側2車線区間が存在)から続いた片側3車線もここまでとなる。次に成田へ出向く機会があれば、スカイライナーにも乗ってみたいもの…。
さく「そりゃ…、せっかくじゃん。」
めぐ「それもだし、普通のアクセス特急ったらそれも。」


 成田で東関東自動車道から外れる。成田空港へは習志野から合わせて、大型2730円と出てきた。そろそろ下車する準備をしておこう。
なぎ「…あれ、もうこんなとこか?」


 成田空港まで5km。ここからは新空港自動車道(E65)といい、東関東自動車道と異なる単独の高速道路となる。距離が短いながらも片側2車線、最高速度は100km/hだ。


 空港の手前にあった検問は2015年に廃止された。そのまま敷地に入って、第3ターミナルから回るエアポートリムジン。こちらは"格安航空"が専用で使用する。
(つづく)