2024年11月11日(月)午後7時40分 東京都千代田区/東京駅八重洲口
(現)新幹線のぞみ特急券:東京→名古屋 4920円
だったら最後まで攻めていこう。東海道新幹線の『S Work』車両が券売機で指定できるようになり、こちらも通常の指定席とは別枠の扱いとなる。指定席の記載には"W"が付加されており、7号車と共に判別することとなる。東日本系統と異なり、休日も設定がある。
47.東京20:09発→名古屋21:46着 新幹線のぞみ257号/新大阪行き 747-420
指定席の利点は、座席確保のために並ぶ必要が薄いことだろう。いたのはN700Sで、JR東海のJ20編成となる。
車内はN700Sのそれなのだが、ひとまずは一般席と大きな違いがなさそう。もしかするとロゴ表記の有無以外に、細かな相違点はあるのかもしれない。
今回はSワーク専用とおぼしき、サイズの大きなテーブルを有する座席を指定した。手前にスライドして傾斜するため、ノートパソコンを使った作業に都合よくなっている。
(S)スジャータハイクオリティアイスクリーム・バニラ(スジャータめいらく) 340円[自]
新幹線開業60周年記念で、欠かせないのは車内販売の名物だったアイスクリームだろう。2023年からはホームの自動販売機で購入することとなり、引き続きauPAYは使用できない。購入から時間も経過するため、特有の固さも味わえなくなっている。なお濃厚さは健在だった模様。
7号車の喫煙室は先行して廃止されており、Sワーク専用のビジネスブースとなった。基本的に予約制となる内部はテーブルに予約端末とコンセントなどあり、椅子に座って室内から遠隔で会議に参加などできるというモノとなる。部外者なので、ドアの外からこっそり見るだけにしておこう。
あとはもうすることもないだろうか…。
北海道の地へ降り立ったのは11月5日のこと。初めてとなる2016年、札幌ドームなどを目的とした2022年に次ぐ3度目となる。今回もまた新幹線であり、適度に時間をかけるのが醍醐味でもあるのだ。
11月6日は室蘭の終着駅を制してから、北広島の新球場へ。直線主体の設計はこれまで日本の野球場になく、斬新な設計なことも注目を集めている。試合のない日でも楽しめるようだが、満喫したのは…?
7日は一転して"乗る鉄"に専念し、過去到達できなかった網走へ。石北本線と、釧網本線の北部を堪能した。しかし釧路から札幌へ至る、夜の道のりでまさかあんな事態になるとは…。
8日は室蘭本線のうち、苫小牧から岩見沢の区間のみに注力していた。主要幹線だった名残を残し、ローカル輸送のみとなる今では兵どもが夢の後。
9日こそ"迷う鉄"。7日に回った石北本線,釧網本線,根室本線を、逆向きに回るというだけであった。釧網本線の南部は釧路湿原にあり、車窓風景は堪能できたものの大失態をやらかす。
10日は実質の予備日でよかっただろう。北海道の電車特急を乗り比べられ、北海道のグルメをひとまず満喫。温泉でゆっくり過ごすこともできている。そして最終日、長い帰路に就いた。
午後9時37分、三河安城を定刻で通過。放送があり、名古屋までは10分ほどとなる。長かった北海道大旅行もグランド・フィナーレへ。
東京から乗ること97分。北海道フリーパスを使って回りに回った北海道から、新幹線を乗り継いで名古屋に帰ってきた。旅行をひとまず完遂できたという安堵感あり、ここから"ベーシック仕様"を経て長き編集作業期間というものもある。
ということで、超ぐるっと!北海道大周遊記はこれにてお開き。同時に身辺の諸事情から、しばらく宿泊を伴うような規模の旅行モノも新規ですることから距離をとろうと思う。また旅行できる日が来た時、お会いできれば。
99.名鉄名古屋22:04発→木田22:29着 普通/佐屋行き 名鉄6909
最後はいつもの名鉄で終えることとなる。さて北海道から持ち帰った『白いブラックサンダー』は札幌工場で製造しているので、一応は北海道の品になっただろう。以上、内地の北海道ショップになかった"道産子ギャル"案件。
(超ぐるっと!北海道大周遊記 机上検証へつづく)
めぐ「…まあ、しばらく休みたいのかなって。」
もも「休むも何も、アンタの勝手だし?それに…、そんな簡単にやめると思えない。」
さく「別にやめようとか言ってなくない?しばらく、昔のも溜まってるからそれ重点。」
なぎ「本当、アレ消化したいんだろ。全部。」
ということで2024年11月に1週間確保し、北海道を回ったフリーパスの旅は今回で…。まだ終わらないんだ、これが。計画を立てて行動した以上、未消化のまま残った行程を残している。そちらについて検証していこう。それでは今回はこれにて。
(つづく)