2024年11月11日(月)午後3時50分 青森県青森市/新青森駅


 新青森からはJR東日本、東北新幹線の路線となる。ここからの乗客が多く、ここまで穏やかだった雰囲気は一変していく。新青森始発の便も加わるところ、はやぶさ36号はどこへ消えたのだろうか?


46.新函館北斗14:48発→東京19:04着 新幹線はやぶさ34号/東京行き E525-141
 ここからは左右とも景色を見ているので、流す程度にしていいのだろう。北海道から盛岡までは整備新幹線として扱われるため、青函トンネル区間を除いて最高260km/hとなる。


 この便の立ち位置はよくわからない。ここまで木古内,奥津軽いまべつに停車しており、新青森から盛岡にかけては八戸に停車という。対して反対側に入ってきたのははやぶさ25号で、盛岡から新函館北斗まで各駅に停車するツワモノだったりする。八戸の民謡で送られ発車。


 もうすぐ盛岡。すっかり日も沈んでおり、景色を見ていくにもそろそろきつくなってきた。


 盛岡では儀式がある。先にこちらが入ってきており、停車時間が5分確保されている。続いて秋田からこまち34号が入り、連結を行う。一連となるこの流れ、最近現地では見ていなかったはずだ。

 盛岡を出て、車内の空席は見られなくなった。ワーク&スタディ優先となる『トレインデスク』だけあってパソコン作業をする方は見られるものの、全体的には一般の指定席と雰囲気にあまり違いがない。最高速度を320km/hに乗せて、そのまま寝ていこうか…。


 仙台では乗降共に多い。特に仙台からは東京へ近くなることもあり、車内も"それらしく客"がより多くなってきている。


 大宮まで来ると多く下車した後、乗ってくることはほとんどない。残った客もオフィス作業を切り上げていくようで、東京までの時間も距離も短いことがわかるかと…。


 上野を前にして、新幹線は地下へと進んでいく。大宮からは各種制約が大きいため、最高速度が130km/hに抑えられていた。


 新函館北斗から4時間16分かけて、東京に到着。乗ってきた新幹線E5ははやぶさ43号となり、再び新函館北斗へ向け上陸すべく折り返していく。なかなか安息の時間は得られなさそうだ。


 ひとまずは新幹線の改札を抜けよう。時刻は午後7時を回り、何もせずして名古屋へ帰っても午後9時にはなる。ここで何か食べておくに、いいものはあるだろうか?


 そういえば以前に『蕎麦29東京』で食べていた。新得で新得蕎麦を頂くことはなく、札幌にあった幌加内蕎麦も時間が合っていない。何ならこの蕎麦店、2022年の札幌遠征では時間が合わず断念していたりするのだ。

 この店は支払いにauPAYを使用できない。ICカードを用いようとすれば残額が足りないないので、今回は現金で食券を購入しよう。


(現)肉29まぜそば(蕎麦29東京) 1290円
 和の日本蕎麦で、ラーメンのような汁なしまぜそばとするのはなかなか挑戦的だろう。豚肉からして薄切り肉と角切り肉の両刀使いを見せてくれる。具材は他に白髪ネギ,青ネギ,揚げ玉,刻み海苔,卵黄と勢揃い。麺も1.5倍盛りでなかなかボリューミーに仕上がった。

 お味は一転して、和の蕎麦そのものらしい。濃い目のつゆを薄めず使うならば、こういう方式もある。期間限定で終わらせるにも惜しいのだが、毎回これほどのボリュームを求めたいとも限らないからある意味正解かもしれない。


 ということで、とりあえず東京の晩餐会はこれにてお開き。

(S)谷川連峰の天然水550ml(JR東日本クロスステーション) 98円[軽]
 最後の水分調達を見越して、東日本のコンビニ売店で買っておこう。なんとなく和風ツナマヨのおにぎりも欲しくなるのだが、店には残っていなかった。あれは見た目が濃くて、なんか独特だったりするんだ。
(つづく)