2024年11月11日(月)午前9時24分 札幌市北区/札幌駅JR西改札口
札幌は西改札から出てみた。ネットカフェの最寄は東改札であり、こちらから出たのは車内での"深夜コース"となった8日早朝のみとなる。思えばそれも懐かしい思い出だろう。
(放)JR指定席券:札幌→函館 6/6回目
これから乗る北斗8号は満席になっている。月曜日の午前で旅行者は限られるだろうが、月曜日に函館へ向け出発する出張客か。外国人旅行者は中~長期で日程を確保して来日するため、曜日はあまり関係ないのかもしれない。これにて6回分の指定席権利は全て行使することとなった。
(S)緑茶うらら500ml(JR北海道フレッシュキヨスク) 130円[軽]
ここから函館までもまた長時間の乗車となる。おにぎり1個と共に、水分を確保しておこう。
44.札幌9:44発→函館(13:35)13:39着 特急北斗8号/函館行き キハ260-1212
指定席なので並んで待つ必要には乏しいものの、一応礼儀として列に並んでおく。そのまま8両で入ってきたキハ261は緑色の濃いLEDと、ザラザラしてそうな車体側面の処理から中期型とわかる。
車内については今回幾度と乗っているので割愛させていただこう。全てが埋まることなく札幌を発車したのだが、この先の新札幌や南千歳で埋まっていくことだろう。
乗ったところで、東室蘭までは軽く流す程度でいいだろうか。乗客の多い車内からは、北広島の新球場をようやく形にして収められた。
新札幌から南千歳にかけても、山林や原野の広がる景色があった。季節は冬になったと思えば、秋に戻ったり忙しない。千歳にいた作業用の特殊車両は最後もその姿を収められないままとなった。
空路利用の場合、基本は新千歳空港を利用するのだろう。2016年は空港の温泉で一夜を過ごしているが、今回は3度折り返しただけに終わった。さて現在の新千歳空港となる以前は、現在の南千歳が『千歳空港』となっていた。新千歳空港がスルー可能となる構想があり、歴史は繰り返すというのかと…。
飛び立っていく飛行機を見る。函館に目的がなかったならば、空路利用のほうが有利なフリーパスもあっただろう。今回の北海道旅行も、その形が大きく変わっていたのかもしれない。
苫小牧で指定席が完全に埋まったのだろうか。この付近には車両基地を有しており、室蘭本線や日高本線のローカル運用に用いる車両が配備されている。
室蘭"本線"のうち、東室蘭までが複線電化された区間。ここから室蘭への支線は引き続き電化された複線となっており、2日目に制している。
室蘭への支線が分かれ、非電化となるも複線で続いている。並走する道路は国道37号となり、総延長そのものは旧一級国道として短い分類らしい。
伊達紋別まで10km、長万部までは66kmとあった。実のところ右側は山々に面しているので、海とは反対側にあたる。海の景色は2016年、自由席に座れずデッキから見ている。
北の湘南こと、伊達紋別。昔ながらのような駅舎に、改札周りの自動ドアがややギャップを感じる。ホーム上に掲示物が置かれたのは何だろうか?
洞爺では乗降ともまとまって見られた。洞爺湖や温泉地は駅からバスで向かうこととなるが、所要時間など実際はどうなのだろうか。
大岸を通過し、長万部までは30kmと出てくる。室蘭本線の西部分は電化されていないなまま、線形改良などを経て高速で走行できる複線が多くなった。礼文では貨物が待避している。
長万部まで20km。通過した小幌は周囲を山々で囲われ、ホームと線路もトンネルに挟まれている。人家も見られないことで秘境にあると話題になり、観光資源として駅が存続することとなった。
静狩を通過し、右には新幹線となる高架橋の橋脚が姿を見せてくる。室蘭本線は北海道新幹線のルートと一致しないことから、(沼ノ端~)苫小牧から長万部にかけては存続するとされようか。
函館本線の"山線"が合流し、長万部に停車。ここから新函館北斗までは2022年に乗車し、左右いずれも日中に見ていることとなる。しばらくは再度軽めに流していいのかもしれない。
(つづく)