2024年11月6日(水)午前11時50分 北海道北広島市/北広島
室蘭から合わせて124分かけ、北広島に到着。普通や貨物が待避できるように、2面4線式のホームを有している。2024年の改正後は札幌市内から北広島の普通が多くなり、折り返しなどに使われることとなった。
改札内から、改札の様子を見よう。大都市札幌の近郊にある快速停車駅らしいのか、主要駅のように自動改札機がまとまって並んでいる。
コンコースはガラス面が大きく取られ、開放的な雰囲気を与えてくれる。ホームへの階段などとはドアで仕切られ、防寒対策も不足ない。北広島に限ったことではないのだが、本州の人間から見てどことなくオシャレにも思ってしまった。
改札を出て、橋上駅舎となる自由通路は広々としている。天井が高く窓もあり、自然光を取り入れられるので心地よくあるのだ。コンビニがあるので、とりあえずモノには困らないはず…。
反対側を見る。所々ベンチがあるので、座って休むには十分だろう。これだけ広くとられており、LEDのビジョンもあることから何かイベントが開けそうだ。ここから乗りたいバスは西口から出ているらしい。
東口を見ていこう。芸術文化ホールはこちらに面しているほか、こちらの広場から各地へバスが出ているという。
自由通路に戻り、駅の看板が興味深くなったので少々。LED式のフリーボードとなっており、駅名標と交互に出てくるのが『エアポート』の停車駅となる。この改正で少々複雑になっており、そちらも興味深くなっている。
(S)むぎ茶600ml(セブンプレミアム) 108円
ここまでの水分が尽きてきていたので、駅のコンビニで1本追加しておこう。
西口に出ると工事が進められており、少々複雑に入り組んでいる。目的のバスへは案内が出ているので、それに従っていけばいいだろうか。
そのまま西口の広場へ出てくる。タクシーはこちらに多く待機していたほか、こちらから出るバス路線も多いようだ。なお東口を発着するバスとは運営会社で分けられているらしい。
13.北広島駅12:15発→Fビレッジ12:20着 シャトルバス/Fビレッジ行き 北海道バス
目的となるバス乗り場は駅前広場の"出口"に専用であり、やや見づらくなっていた。幸いにも発車まで時間があったこと、中途半端な時間からか乗客があまり多くなかったことか。
車内放送は専用のものとなっていた。およそ5分の乗車時間。丘地へ上っていくように進む車窓から、取り上げられるものは特にない。バスの支払いは通常の後払い式で、1区間のみであることから降車時にのみICカードを対応させればいい。
(S)北海道バス運賃:北広島駅→Fビレッジ 200円
到着すると、そのまま正面に新球場のゲートが現れる。徒歩でも不可能でない距離にありながら、今回バスで向かおうとしたのはこの理由が大きい。
ということで北広島市に完成した『Fビレッジ』と、その中核となる新球場『エスコンフィールド北海道』。ガラス面を多用し、直線主体で設計された近未来的な外観を持つ。これまで日本の野球場にはなかったものだ。
通常でも試合のない日は無料で開放されているところ、11月1日から10日に北海道日本ハムの秋季キャンプが行われやはり無料観覧できるという。今回はより開放エリアを堪能すべく、それを狙ってみたということだ。(期間中、11月5日は休日となる。)
ゲートから入って、出てきたのは2階1塁ポール付近であった。グラウンドやスタンドも直線主体で設計され、やはりこれまで日本の野球場には見られなかったものだ。左右それぞれに設けられるビジョンは、いずれも単体で国内最大級らしい。ファールポールも青色系で、他では見られない。
3階は開放されないため、3階へ上がるエスカレーターは閉鎖され稼働していなかった。また通常は外野席が解放されるというところ、秋季キャンプ期間は打撃練習中に外野席へ入ることができない。
このエスコンフィールド北海道も例外ないばかりか、完成当初から多彩な座席を取り揃えている。入場後に目にする『コカ・コーラシート』はテーブル付きの4人席となっており、座面や背もたれがメッシュ状になっているのが特徴。
ここでの飲食ネタで欠かせないのが『七つ星横丁』だろう。この一角に多彩な飲食店舗が並び、その様相はまさしくショッピングモールにあるフードコートそのもの。試合のない通常の平日は休業しているというものの、この日は一部を除いて営業している。何を食べたのかについては別記事にて紹介したい。
(つづく)