2024年11月後半になって、東京臨海高速鉄道の新車がまず1本搬入された。詳細については各所を参照してもらうとして、今回は前年に記載した内容があったので再掲載する。
(1)東京臨海高速鉄道りんかい線に新車が導入される件
唐突ながら、東京臨海高速鉄道りんかい線の70-000系について。既報されたとおり、2025年度から新車へ置き換えられることとなった。(※当ブログ、当記事では形式を"系"で統一表記する。以下同様。)
相互直通するJRの車両が割合を多く占めることもあり、過去乗車した機会は少なかったりする。そのため写真もなく、JRがE233系を導入して以降はより新しいそちらを優先してしまっていた。
なお2019年からはJRが相鉄との直通改造を受け、相鉄とも関連を持っている。対して相鉄の車両はりんかい線へ乗り入れず、新宿以北への乗り入れも通常行わない。りんかい線の車両も、相鉄へは乗り入れない。
一方で編成組み換えの過程において余剰が生じ、合計6両がJRへ転籍。元々209系がベースだったこともあり、改造を受けて209系3100番台となった。当該編成は先駆けて退役しており、2023年時点で現存しない。なのに2008年に撮影した写真はあるという矛盾だ。
JRの209系(3000番台)と比べると丸みを帯びた形状であり、JRへ転籍しても外観上の特徴となっていた。塗分けについては209系3000番台を踏襲したため、元の70-000系からは印象が変わっている。(以降、この画像をベースにペイント3Dで加工。)
そこでラインカラーはそのままに、塗分けを元に戻してみた。本来はフロントマスクが銀色なので、白色にするとまたく違った印象だろうか。なんとなく、後に登場した209系500番台(および3500番台)に覚え…。…違った。ロゴを外したので、何か締まらない。
さて残った車両はどうなるだろうか?機器更新したこともあってまだ使えそうらしいところ、ほぼ同期に登場したJRのE217系は退役。あちらと比べれば状態もよさそうで、ひとまず伊豆急行で噂がある。何せ西武鉄道が有力としていた"サステナ車両"で、最終的に外れたわけだし。
そんなこんなで、もう1つ考えてみた。
(2)りんかい線の在来車が名鉄へ移籍したら?
名鉄でも地下鉄鶴舞線直通用の100系について、去就が注目される。リニューアルは初期車両のみに施され、中期以降は間が10年ほど開いたためか施されず。それどころか名古屋市交通局が車両を全て入れ替え、名鉄の去就が注目されるほどになってしまった。初期車両もリニューアルから早10年が経過する。
考えられる選択肢は3つ。現行の100系から新車へ置き換えるか、現行の100系を引き続きリニューアルさせるか。新車は先に投入された名古屋市営のN3000系がベースで間違いなさそう。リニューアルは中間車両にも施されるだろうし、それこそ"究極の魔改造"を見てみたい。
そしていずれでもない選択肢こそ、他社からの譲渡である。ということで、東京臨海高速鉄道りんかい線の70-000系を入れてみようと。
フロントマスクは名鉄で300系と9500系をベースとしよう。外側を赤色、窓回りから下を黒色。ライトの左右を結ぶ"前面帯"に、鶴舞線の青色を配した。車体側面は上部が赤色、下部は青と赤のツートンとしている。なんだろう…?どこかで見たような、見てないような。全体的にまとまりはいいかも。
まあ、入れるにしても当面のつなぎだろう。それ以上に前面貫通路がなく、地下鉄直通用とするには難がある。ならばJRから209系1000番台…、もどうか。よってりんかい線から来ることはないと断言したい。
(おわり)