https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241121_ho01.pdf
 11月21日。JR東日本は新型ハイブリッド一般気動車を、高崎地区と盛岡地区に投入すると発表。既存のキハ110などを置き換えるというが、さっそく外見からして不評を買った。詳細については公式発表も参照したい。


(JR東日本よりイメージ画像を引用)
 いや…、さ?モノは川崎車両製のGVに準拠してるんだが。単純にコストカット目的で構造体を流用して、ドア数を増やせばいいという話でもないんだ。両開きドアのほうがいいと思うんだが、不都合なことでもあるのか。


 要するに車内空間が減少し、座席数も減少するということ。同じハイブリッド一般車両ならば総合車両製作所製のHB-E210があるし、その改良版でよかったように思う。技術面ではおそらく進化しているので、そちらは期待できる。(現行のHB-E210は故障が目立ったらしい。)

 座席はオールロングシートらしく、高崎地区(八高線非電化区間)はそのほうが都合いいだろう。問題は盛岡地区で、実のところ東北本線(花巻~盛岡)のみならばそれでよろしいか。釜石線は読めない。

 大問題なのは指定席のある快速『はまゆり』で、指定席は専用のリクライニングシートを搭載。自由席にも運用によっては回ってくる。ってか…、1両単位で投入する4両ってそれなのか?あるいはこの際に指定席を廃止する?


(JR四国よりイメージ画像を引用)
 技術面ではJR四国にも影響を及ぼす。あちらは近畿車両が製造するということで、車体イメージも異なっていた。あちらをベースという考えもあっただろうが、さすがにそうはならないか。あるいは単に契約済みだった川崎車両への配慮?

 まあ、実車登場を待つか。
(おわり)