2018年8月22日(水)午後8時30分~40分 東京都文京区/東京ドーム

 6回裏の攻撃がようやく終了。
なぎ「…打ってやろうか。」
もも「それでこっちは何よ?露骨に…。」

 7回表からは勝ちパターンらしく、加藤に代わって宮西がマウンドに上がる。上林がレフト前へ落としまず1塁、牧原はセンター前へ運んで1,2塁。今宮の送りバントがうまい。しかしグラシアルは見逃し三振、柳田が空振り三振で3アウト。
なぎ「おい!」
さく「…水、何でもいいからアルコールじゃないの買ってよ。」


 北海道日本ハムとなって以降、選手個人の"色"を尊重するようになったらしい。そんなカラフルな応援タオルで彩られるも、7回裏は3人で終了。
めぐ「新庄のリストバンドって話あるけど…。」
もも「遠慮します。」

 8回表、4人目はトンキン。松田宣浩の打球をショートがつかめず内野安打。中村晃はライトへ抜けるヒットを放って1,3塁、1塁は代走に福田が入る。長谷川勇也がレフトへの犠牲フライを放って1点差。
なぎ「よし、いける!」
さく「頭冷やしたら戻ってきたね…。」

 甲斐の代打、明石はセンターフライ。福田が盗塁成功も、上林はショートゴロ。8回裏のマウンドは嘉弥真に代わってスアレス。高谷がキャッチャーの守備につき、代走の福田はファーストへ。イニングとしては3者凡退。
もも「もう次、最後よ?」
なぎ「わかってるってんだ…。」

 観客数は41067人と発表。下層部は埋まっていたようなのでともかくとして、そもそも座席数の多い2階自由席は空席もそれなり。当日に差額を追加すれば(残席数次第で)指定席へ移動できるので、2重カウントも疑ってしまう。
めぐ「こんななるなんて思わないもん。」
さく「…帰り、そこ荷物忘れないでよ?」

 9回表だが、クローザーにとって受難の多い2018年。昨日の内は抑えたものの、浦野はどうなるか…?
もも「なんか…、このまま終わるとも思えないのよ。せっかくいい曲使ってんのに。」

 牧原のセカンドゴロは内野安打となり、栗山監督がリプレイを要求。今年から採用されたルールであり、これまでの観戦実績では4回全て失敗に終わっている。


 判定はそのままセーフ。今宮は本日3度目の送りバントを成功させ、1アウト2塁。レフトスタンドは関東のチャンステーマ『アッチャン』で応戦。ムードは完全に変わっていた。
めぐ「これ、大阪のと最初が似ててわかんない。」


 グラシアルがレフトスタンドへ逆転2ランホームラン!旅行モノとしては10年前の今江(当時:千葉ロッテ)、1ヶ月前の福田(中日)に次ぐ3人目となる1試合2本塁打だ。
なぎ「半端ねぇ~!」
さく「こんなに出るの?」


 柳田もレフト線へのツーベースで続く。チャンステーマ『オス!チャンス(改)』に合わせて、松田宣浩も左中間へ2ランホームラン!
なぎ「熱男!!」
めぐ「…ごめん、ダメだった。」

 やはり受難だった、2018年の抑え投手事情。浦野に代わってマウンドは公文。福田はレフトフライ、長谷川勇也がショートゴロで3アウト。
もも「…もう知らない。」


 立場が変わった9回裏。こちらはそもそも、守護神の代役となる森。守備も変わるなど、3点差で余裕を持って逃げ切り体制へ。2アウトから代打に田中賢介も、見逃し三振に倒れゲームセット。
なぎ「終わった、勝った…!」
さく「2人で2連勝でよかったよ。」


 ビジターなのでお立ち"台"はないのだが、初回先制3ランと9回逆転2ランのグラシアル。それにしても、今日はホームランが両チームで5本。外野に膨らみがないこと、乾燥した空気で膨らませている構造からだろう…。


 15安打に8安打、3時間42分という濃密な内容の"2試合目"。前日は30分遅かったのだが、それを加味しなくても…。
めぐ「それで…?」
もも「こっちはこっちでまとまんないし…。」


 少々休んだ後は2階へ。10年前は上段の自由席が設定されていなかったため、内野下段を指定している。
もも「そういえばね…、誰が決めたのか。」
めぐ「…上がよかったんだよ?大阪で上よかったもん。」


 全体をワイドサイズ(フルHD画質)で収めよう。内野下段席はフィールドから近い反面、ホームベースから離れるほど見づらくなるもの。全体を見渡すには向いていない。
もも「西武はよかったんじゃない?」
さく「アレはよかったし、安いもん。割と。」


 外観をフルHD画質(ワイドサイズ)で収めよう。これで2日連続、変わりモノにまみれた野球観戦が終了。夜を明かして、3日目は名古屋へ帰らねばならない。
なぎ「…2回目ぐらいいいだろ。」
めぐ「だってせっかくだし。」


 2夜目の東京ドームから出て目に入ったのは、漫画の殿堂『芳文社』の看板。某"漫画家を目指すアニメ"でも、ほぼ同様の形で登場している。
もも「アンタそういうの好きね。」
なぎ「いいけど水あるか?」


(現)麦茶(セブンプレミアム) 100円
 場内では持ち込んだ甘い炭酸飲料がメインにあったため、水や冷茶が欲しくなる。最後も昨日と同じように、JR水道橋の東口へ向かいたい。実際は西口のほうが近いのだが、そのために混雑しやすいもの。
なぎ「あ、ありがとうな…。」
さく「頭冷やしてよ?」
もも「アンタも人のこと言えないくせに。」
(東京ドーム2DAYSライヴ つづく)


「…ということで、2試合目の東京ドーム野球観戦が終わりました。さて東京ドームは大規模改修工事が進められ、特にビジョンは大きく一新。広告看板とも一体化されております。ではここで区切りましょうかね。」