「2018年の東京ドーム観戦記。2日目は東京都内を中心に回っていきますので、青春18きっぷは使用しません。2024年冬以降ではこのような使い方もできなくなりますので、ある意味貴重かもしれません。では…、昭島市の富士見湯から再スタートで。」
 

2018年8月22日(水)午前6時頃 東京都昭島市/富士見湯

 今日は五日市線や青梅線の景色を見ていこう。東中神から乗り換えることなく武蔵五日市へ向かう便は、日中に運行されない。
さく「前乗ったとき、夜だったし。」
もも「で、景色見ようってわけね。」

 武蔵五日市から拝島まで戻り、次に向かう先は奥多摩。基本的には青梅で運行が分かれており、乗り換えとなる。
さく「前乗ったとき、…寝てたし。」
もも「そりゃ…、ね?」

 奥多摩からは同じように、拝島まで戻る。そこからは八高線で八王子に戻り、荷物を取り出そう。
もも「忘れないでよ?」
めぐ「なかったら困るもん。」

 八王子からはせっかくだからと新型特急車両に乗ってみたい。
もも「で…、すんなり水道橋じゃないのよね?」
さく「もう最後、地下鉄全部クリアしたいたいじゃん?」

 そう。東京の地下鉄では南北線、飯田橋~赤羽岩淵だけがまだクリアできていないのだ。さらには一体運行している、埼玉高速鉄道も乗っておく…。
もも「奥多摩からよくまあ、浦和美園なんてさ?」
なぎ「これがやり方だ。」

 当然ながらその"復路"も同様。後楽園で降りたら、そのまま"2試合目"に取り掛かりたい。
さく「タカガールの…。」
なぎ「黙れ。」

 とりあえず2日目のルートは以上となる。確認も済ませたので、もうちょっと寝ようか…。
もも「時間なったら起こしてよ。」

 時間許す限り…?
さく「…あれ、どうしたの?」
めぐ「…歯ブラシセットあったと思うんだけど。」

(現)歯ブラシ(富士見湯) 50円
 歯ブラシを持参していなかったことに、このタイミングで気づいてしまった。購入したところ、歯みがき粉が最初から含まれているタイプであった。
もも「いいけどさ…、これいつまで使うの?」
めぐ「…ゴミが出なくなるまで?」

(現)ぐんぐんグルト(カルピス) 130円
 もう少し休もうか。カルピスと同一メーカーながら、カルピスとは別系統の乳酸菌飲料を購入。
なぎ「…何時だっけ?」
さく「とりあえず8時ぐらい?」


(現)おいしい水(アサヒ飲料) 110円
 水分も調達し、出発しよう。朝8時前になれば日も上がっており、暑くなりそうだ。
もも「もう暑いんだっての。」
なぎ「言うな、余計になる。」


 来た道を迷うこともなく引き返し、朝から暑い中で線路沿いまで戻ってきた。朝5時に点滅信号だった信号機は、通常の方式に切り替わっている。
さく「で、何分だっけ?」
めぐ「…あれ?」

 実のところ予定時刻より、かなり早まっている。
もも「はい、出た。時間余らせてすることなくなったパターン。」


 とりあえずは新しい橋上駅から、国営昭和記念公園のほうを眺めよう。遠目に見えるビル街の手前、広がっている緑地帯だ。
めぐ「なんだったっけ?」
なぎ「パス。」


 せっかく来ている以上、北口も見ておきたいもの。こちらは昔ながらの大規模集合住宅が建ち並んでいる。
さく「もういいでしょ、暑いだけだし。」
もも「まあ暑いのは同じだからいいけどさ…?」


16.東中神8:17発→西立川8:19着 通勤特快720T/東京行き モハE232-12
 時間つぶしに、最上位種別となる通勤特快へ。実際は運行間隔が開いていないため、立川からの所要時間自体は長くなっている。乗客が多い中、1駅乗っただけで降りよう。
もも「…これ意味あった?」
めぐ「時間つぶし?」


(S)東中神→西立川:JR運賃 133円
 せめてもの礼儀として、改札からは出ておこう。昔からある橋上駅であり、国営昭和公園の入口と直結している。


 もちろん、朝8時過ぎという時間。公園はまだ開いていない。
めぐ「はい、終わり。」
もも「おわ…、ちょっと!これじゃ何の意味かわかんない。」


 ホームに戻って、西立川の駅名標を見る。中央快速線と同じJCを用いつつ、青梅線は51から分けて振られている。
さく「さっき時間なくって入れてなかったしさ。」
もも「余らせてたんじゃなくって?」


17.西立川(8:28)8:33発→武蔵五日市(8:53)9:03着 普通843/武蔵五日市行き モハE232-269
 先に出る青梅行きが遅れていたため、こちらも遅れて発着。五日市線らしい6両は乗客が比較的多い。
なぎ「作戦じゃなかったんだよな?」
めぐ「作戦じゃないけど…、せっかく。」


 立川から離れるにつれ、次第に降りていく流れにあるもの。ただ青梅線,五日市線,八高線が交差・分岐する拝島では、一転して多く乗車してきた。
さく「ま、結果オーライでいいでしょ。」
もも「一応、帰ったら調べてよ?」


 五日市線は単線ながら、住宅街が沿線にしばらく続いている。ここから東京都心へ直通する便は、ホリデー快速を除いて朝に1~2本程度しかない。乗り換えの手間共々、通勤で座りたいならば不利だろう。
なぎ「…考えることよくわからん。」

 やがて田畑が目立つ風景へと変化してきた。途中の秋川で大量に降車客があり、東京サマーランドの最寄り駅であったことを思わせる。
めぐ「そうだったかも。」
もも「…本当、肝心なこと調べないし。」


 秋川までの混雑から"解放"され、穏やかな雰囲気に戻った車内。武蔵引田を出ると、車窓はほぼ田舎の風景となった。
めぐ「…ゲーム作るアニメの話あるけど。」
もも「いや、関係ない話ならいらない。」
(つづく)