2018年8月22日(水)午前4時27分 東京都八王子市/八王子駅
(S)キーレスロッカー・小 400円
ネットカフェではある程度荷物整理もしており、"銭湯の用意"と"50周年ピンストライプユニフォーム"を入れ替えていた。サブバッグのほうを預けた後、今日はICカードを使用するので追加入金しておこう。
めぐ「18は今日じゃないよ。」
もも「一応、…ルートとか全部見てるわよ?」
ホームに出ると、いたのはHD300ハイブリッド機関車。DE10のような凸型ディーゼル機関車らしい姿だが、搭載しているのはハイブリッド機器用の電池らしく角ばっている。現状は貨物入替専用の機関車だ。
なぎ「貨物はあんまりわからん。」
八高線ホームにいるのは209系3500番台。中央総武線各駅停車の209系500番台を改造したものであり、同じ路線のE231系を改造した車両と同時に登場している。
めぐ「こっちじゃないよ。」
さく「立川回ったほうが早く着くんだよ。」
14.八王子4:35発→立川4:46着 普通422T/東京行き モハE233-241
本数の少ない早朝は(中野~御茶ノ水において)各駅停車が基本。一方で東京発着便は全て、快速系統に用いられるオレンジ帯のE233系。カラーLEDの行先表示で区別を可能としている。
さく「なんかこの感覚久しぶりかも。」
めぐ「そうそう、夜明け前に眠い中このモーター。」
時刻表で1分しか乗り継ぎ時間がないはずながら、立川では階段を介した乗り換えとなる。
15.立川4:47発→東中神4:52着 普通411/青梅行き モハE232-263
実際は発車時刻で統一表記されていたらしく、少々余裕すらあったもの。乗ってからは次第に明るくなってくる空を見つつ、2駅間の短い移動。青梅線は全線で半自動ドア扱いとなる。
八王子から合計17分、銭湯の最寄り駅となる東中神に到着。この区間は複線であり、中間駅らしくシンプルな相対式ホームとなっている。
もも「これさ…、まだ5時前よ?」
めぐ「わかってるよ?まだいつも寝てるもん。」
(S)八王子→東中神:JR運賃 216円
新しく橋上駅となった東中神。目的地となる銭湯『富士見湯』は、ここから歩いてそこそこの距離にある。
なぎ「いつものアレか…。」
さく「そりゃ、来た以上はするよ。」
地図をあらかじめ用意しているものの、何せ過去に降り立ったことはない。道のりにおいて、信号機はいい目印になるだろう。
めぐ「ここ下、センターライン消えてるのよ。」
もも「…あ、本当。それで横断歩道の真ん中にあんのね。」
信号交差点を右折し、センターラインのない狭い車道へ。早朝で静かな公園や、誰もいない学校の横を通っていく。
さく「…おはようございます。」
なぎ「やらんぞ?」
病院に突き当たるので、進路を左へ変えよう。昭島病院に沿って、歩道と一方通行の狭い車道。
めぐ「あとどれくらいかな?」
もも「さあ?地図見りゃいいんじゃなくって?」
進んでいくとさらにクランク状となった。左は集合団地で居住者以外の車両が通行できないことから、ここを道なり右折でよさそうだ。
もも「こんなとこ、朝っぱらから用もないのに来ないわよ。」
事前に周囲の地図を用意して、当日も目を通した結果。迷うことなくたどり着くことが出来た。早朝5時にもかかわらず、しっかり開いている。
さく「あら、本当に開いてる。」
なぎ「引き伸ばしてどうなったかな…。」
(現)富士見湯 大人460円
ここは翌日朝9:00まで営業しているという銭湯であり、待合室が10:00まで利用可能とあったことから"キャンプ地"としても着目。実際のところ休憩スペースに漫画本は多数あるものの、テーブルに椅子とソファーがあるぐらい。(※2018年8月当時)
もも「ま、アンタらの勝ちってことで。」
(現)レンタルタオル(富士見湯) 200円
ここで他の金額等は不明としたため、多めに資金を用意していた。それが結果として、レンタルタオルと八王子のネットカフェである。座敷はなかったので、今後とも"キャンプ地"としては苦しい。
めぐ「じゃあ、ここからはご想像に…。」
もも「わかりやすいもん。」
いつものように全身を洗い、かけ湯してから浴槽へ。程よい温度となるのはジャグジー風呂だ。
めぐ「…男子いると、温泉任せられるのよ。」
なぎ「何が任せられるって?画?」
低温の浴槽は電気風呂、高温風呂は高温すぎるので回避。露天風呂もジャグジーらしい。サウナも浴室に設けられている。
もも「朝、外で入るのもね…。」
さく「なんかすごい楽になった。」
(現)明治いちご220ml(明治) 130円
風呂上がり、不思議と甘い乳飲料が欲しくなる。今回選んだのは厳密に言うと『清涼飲料水』であるため、容器としてペットボトルが使用可能。
もも「いいけどさ、その背中のそれよ。どうにかならない?」
めぐ「まあ…、今回限りかな?」
なぎ「やっぱり…。」
さく「認めるんだ…。」
改めて、待合室に座敷があるわけでもない。あるのは椅子とテーブル、ソファー。加えて奥のほうにマッサージチェアがある程度だ。コミック本が多数揃っているのは、あらかじめ調べていた。ソファーは埋まっていたので、椅子で休めよう…。
なぎ「ルート確認な。」
(2018東京ドーム2DAYS つづく)
「ここで区切りますか。当時利用した昭島市の富士見湯ですが、2024年10月現在も深夜から早朝の営業を継続しているそうなのです。」
「ということで2018年の東京ドーム観戦記、初日と翌朝まで終わりました。野球パートなんか、当時とすっかり顔ぶれも変わってしまいましたか…。当時の記録みたいなものと思っていただけたら幸いかもしれません。では、また次回。」