14.記録会と競技会の違い
記録会と競技会は、目的とするところに大きな違いがあります。記録会は、主に自己の記録更新やタイムの算出を目的として開催されるもので、競技者は自身の実力を試す場として、または本番の大会へのステップレースとして利用します。
一方で、競技会は競技者同士の順位を競う公式な大会であり、優勝者を決定します。記録会では順位をつけることはほとんどなく、「優勝」という表現は使用されません。
これに対し、競技会は公認記録を出すための条件が厳しく設定されており、公認競技会として認められるためには、一定の基準を満たす必要があります。記録会は、選手が自身の限界に挑戦する場であり、競技会はその実力を公式に認められる場と言えるでしょう。
(おわり)