2024年9月7日(土)午前11時46分 広島市南区/MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島
バックスクリーン後方も広々と通り抜けられ、植物で覆われた屋根が直射日光と暑さから守っている。飲食売店がこちらにも並んでいるので、そろそろ1つばかり買っておこうか。日陰になる椅子は埋まっていた。
(現)バターチキンカレー(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島/SPICE×POT) 1000円
1品目にはいきなりカレーを求めた。もっともいつものようなビーフカレーでは芸がないので、今回はバターチキンカレーを選択。カットされつつチキンがごろごろと入っており、トマト系のクリーミーでまろやかな風味と共においしく平らげた。量そのものはあまり多くないだろう。
レフトスタンドは敷地の都合から後方が直線状となるようになっており、2層に分かれる形となる。上層は『パーティーデッキ』がある他、完成当初一般的な座席だったところも『プレミアムテラス』や『コージーテラス』となったらしい。
さらにライトポール際のびっくりテラスが好評だったためか、レフトにも『パーティーグリル』や『ちょっとびっくりテラス』を設置。同じく焼肉を嗜みながら野球という団体席になっている。
レフトスタンドの通路奥は広島の貨物駅となっているほか、新幹線や在来線からも外観を見ることができる。この新球場も貨物駅を縮小した跡地を活用したものであり、用地の制約と共に球場景観を形成することとなった。
内野3塁側パフォーマンスシートの下部まで来た。このタイミングでちょうど午後0時になり、全ての指定席へ入場が開始される。店も多くが開き始まるので、ここらでもう1つばかり買っておこうか。
(現)メロンソーダ(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島/匠の球飯) 350円
水分も尽きてきていたので、ドリンク系も1つ入れておこう。広島ではプラスチックカップに入っており、量は500mlに満たないようであまり大きくないといえる。
今回はフードメニューを1品食し、先ほど1品と1杯を購入し持ち帰り。さらに広島で野球という以上、どうしても目的としたかった品がある。ということでその店で購入し…、店の名前が長いんだこれが。
ということで自席に戻ってきた。2品はしばらく温存したくもあったが、何せ日陰とはいえ猛暑が予想される9月前半。早めに食べておくとしよう。
(現)匠の牛バラ焼き丼(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島/匠の球飯) 800円
先に気になったのがやはり牛肉であった。牛のバラ焼きといえば、青森県十和田のバラ焼きも牛肉だったり。タレや玉ねぎから出る汁気が多いタイプなようで、こちらも汁気がそれなりに多いようだ。やや甘めなタレはご飯に合うので、機会があれば十和田でもいただきたくなる。量はこちらも多くない。
(現)コウネ丼(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島/お父さん、野球にする?ビールにする?それとも肉にする!?) 900円
そしてある意味今回の"主役"。牛のコウネ肉は広島市近辺以外ではお目にかかれず、こちらでも名物として大々的に展開されていた。薄くも大判なコウネ肉は、確かに他と比べて歯ごたえが強い。こちらもタレがご飯に合うこともあり、改めて食べたくもなってきた。
丼としてはやはり量が少ないので、量を求めたくば1600円の『コウネ重』を選ぶのもいいだろう。ということで、ひとまずメインの食事をご馳走様。
(現)ガリガリ君入りジュース(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島/※売り子) 600円
売り子の方が回ってきたところ、日陰とはいえ水分を欲したため購入。ガリガリ君にキリンレモンを注いだだけというシンプルさながら、猛暑日にはたまらない。この手の品を最初に見たのは、やはり猛暑日だった2018年7月の神宮球場だったか。スーパー山田哲人ハイボールだ。
むしろカップの容量が足りないことで、余ったキリンレモンをどうするべきか考えてしまう。カップ容量を大きくすればペットボトルの内容量もすべて注ぎきることができ、無駄を省くこともできるはずだ。
(赤き広島へ強行突破作戦!? つづく)