2024年9月7日(土)午前7時58分 大阪市淀川区~兵庫県尼崎市
1.名古屋7:06発→広島9:17着 新幹線のぞみ273号/博多行き 787-4009
引き続き山陽新幹線を西に向けて進めていく。博多まではこちらも長い道のりだ。大阪の都会的風景から次第に離れていくが、どうも写真写りがよろしくないようだ。
新神戸を挟んでトンネルが続く。新大阪,東京方向のホームは山に面しており、新幹線駅らしい景観ではないのだろう。ましてや新神戸は単純な相対式ホームながら、全便が停車する。
新神戸から続いたトンネルを抜け、西明石を経て姫路までは平野部を突き進んでいく。沿線は住宅など、ほとんど途切れることがない。
兵庫県から岡山県へ。相生を経て岡山までは駅間距離が長く、山々も隔てている。まさしく田舎の風景だろう。
岡山は大都会にふさわしく、新幹線駅には全便が停車する。ここまで来て車内には少々空きが出てきたようだ。ここから先は右側の景色を一応見ていることや、トンネルが多くなることなどから流してよかったかもしれない。
広島県に入り、のぞみ273号は福山を通過。駅から福山城が近く、新幹線駅のホームからも姿を近くに捉えられる。一部の『のぞみ』『みずほ』や全ての『さくら』が停車することもあり、福山もそこそこ都会らしい。
岡山からはやはりトンネルが多く、やはり景色が見られる箇所は貴重だったのだろう。気づけば東広島まで来ていた。
東広島からのトンネル連続地帯を抜けると、そのまま広島の市街地に入ってきた。駅手前で左側に見られる野球スタジアムが、今回の目的地だ。
名古屋から131分で広島に到着。名古屋と同様に、2面4線式の外側が本線となっているらしい。乗ってきたのぞみ273号は、ここから新山口に追加停車していく。1本前に出たひかり531号は広島から徳山でも新山口でもなく新下関に停車し、博多まで抜かれることがない。
コンコースへ降りてきた。ドトールコーヒーなど、店はそれなりに見られる。椅子等は空いていないようだ。とりあえず時間も余裕があるので、トイレに入っておこう。
待合室で少々の後、在来線との乗り換え口を通っていくとした。もっとも乗車券がまだ有効だからといって、ここから目的地が別にあるわけではない。
広島の駅は南口が工事をしているため、動線が少々複雑になる。仮設構造もあって、通路の雰囲気も無機質なものだ。これまでならばすんなり正面から外へ出られるだろうが、少々わからない。
案内に従って進んでいるうち、地下へ進んでいたようだ。地上へ出てからもう少し時間があるので、どこかでゆっくり過ごしてもいいことだろうか。
そのまま歩いて向かおうか。人の流れに沿っていけば、なんとなくたどり着けることだろう。15年前は線路沿いに進んだため、当時と違う道もいいのかもしれない。
結局踏切に出てきてしまった。やはり線路沿いに進んだほうが迷うこともなく、すんなりと進められるということだろう。目的地までは500mほどなので、苦にはならなそうか。少なくとも迷うことはないはず。
線路沿いのフェンスには選手などを応援するように掲示と広告が並んでいる。そのまま進んでいくと、いよいよその姿が見えてくる。
案内図があったので見ておくとしよう。
スロープを上がっていけばメインゲートとなるところ、今回入場するゲートはこちらにあらず。3塁側に位置しており、正面へはもう少し回り込むこととなる。併設する室内練習場は15年前にあっただろうか?
ということで、正面の入口まで来た。外壁は赤色をしたガルバリウム鋼板となり、上部分まで覆われていないこともあって比較的質素な印象だろうか。アメリカの球場などのように豪華な外装としても、費用は確かに掛かるだろうから当然だろう。
開場時刻にはやはり早すぎたらしい。敷地内はベンチのあるところに乏しく、休むことのできるところはどこかあるだろうか?
(赤き広島へ強行突破作戦!? つづく)