2024年9月7日(土)午前6時13分 愛知県あま市/木田駅


 まだ猛暑の残る9月初旬。土曜日にまたも早朝から出かけ回ることとする。最初に言うと、今回の目的地は広島だ。


0A.木田6:21発→須ヶ口6:29着 普通/東岡崎行き 名鉄6305
0B.須ヶ口6:31発→名鉄名古屋6:38着 急行/豊橋行き 名鉄3582

 まずはいつものように名鉄で名古屋へ向かいたい。津島線の普通はワンマン対応だとはいえ、6000系の初期車両で数少なくなった生き残り。須ヶ口で乗り換える名古屋本線の急行も、3500系で少なくなった未更新編成だ。


 いつものように名古屋駅は広小路口からスタートとしよう。今回は広島で野球観戦を嗜み、そのまま日帰りで完結するという単純な行程となる。

(現)JR往復乗車券:名古屋市内←→広島市内 17160円
 乗車券は指定席券売機にて、最初から往復で購入すれば全て終わる。片道距離(営業キロ)は600kmに満たないため、往復割引は適用されない。


(現)JR新幹線自由席特急券:名古屋→広島 4960円
 行程上はあまり決めていないことと、今回はできるだけ費用を抑えたい思惑もある。指定席への変更も可能なことから、往復ともひとまず自由席とした。では改札を通っていこう。


 これから乗り込むは名古屋始発となるのぞみ273号。よって長距離乗車であっても、自由席へ確実に座れるという了見だ。この便は山陽新幹線内において、新山口に追加停車する。


1.名古屋7:06発→広島9:17着 新幹線のぞみ273号/博多行き 787-4009
 入ってくるのは西日本の"ラージA"。名古屋始発となる山陽新幹線直通便は、原則としてJR西日本の編成による運用となっている。


 車内は幾度となく取り上げたであろうが、今回も懲りずに2列3列の座席などを収めておく。名古屋始発ではあるものの乗客は多いようで、加えて静岡始発のこだま763号と接続があるためかなり埋まった。


 乗車券類も収めておこう。乗車券と特急券が1枚になったタイプもあるようだが、ここでは別々で出てきている。券売機の仕様なのか、あるいは往復購入したためだったのか。


 発車すると、あっという間にトップスピードに乗るのが新幹線。見慣れた景色が流れるように離れていく。東海道新幹線内では運転士,車掌2名,パーサー2名という体制だ。


 木曽川を渡って岐阜県へ。並行する名神高速は集中工事があるためか、流れが悪くなっていた。


 そのまま岐阜県から滋賀県へ。この区間は関ケ原の山々を縫うように、カーブや勾配が多くなっている。


 米原から京都にかけて、滋賀県内は駅間距離が長く直線状となる。このため最高速度が出やすく、高速走行試験にも用いられた。本来ならば在来線と並走させたくもタイミングが合わず、別のカットで流用。

 京都を前にして、グリーン車のモバイルオーダーは終了となった。のぞみ273号は博多行きであるため、新大阪からはJR西日本へ引き継がれる。


 京都では下車が多く、乗車も多いことでそこそこ入れ替わった形となる。この便が名古屋で静岡~三河安城の乗客を乗せていたことから、そちらからの最早着ルートとなっていたのだろう。


 大阪府に入り、右に見られるのが鳥飼車両基地となる。東海道新幹線用の16両編成がかなり多いこともあり、通常は白と青のシンプルな16両編成が駐留する多くを占めている。この辺りで少々眠くなってきた。


 新大阪の下車もそこそこ多く、乗車もそこそこ多かったことでやはり入れ替わった形。JR東海の管轄はここまでであり、新大阪からはJR西日本の管轄下となる。
(赤き広島へ強行突破作戦!? つづく)