2024年7月27日(土)午後5時49分 福井県敦賀市/敦賀駅


11.敦賀18:08発→岐阜19:24着 特急しらさぎ14号/名古屋行き モハ681-8
 車内は金沢まで乗車した683系のベース元となっており、棚には読書灯でなく補助照明を設置。モケットも原型であるため、指定した3号車はグレー系となる。まだ時間があるので、しばらく寝ていていいだろう…。

 1本後となるつるぎ37号から接続を受けて発車。乗車した3号車のみではあるが、見たところまあまあ乗っているようだ。


 乗り換え専用ホームを出て少々し、従来からの線路と合流する。そのまま並走していた小浜線とは離れていった。


 右を指定していたため、デッキから左に見られるループ線の景色を眺めていこう。途中で視界が開けており、敦賀の港町などを見下ろすこととなる。以降は幾度となく見ていた景色なので、軽く流す程度としておこうか。


 米原は7番線に入った後で進行方向を変え、乗客も順方向で進んでいたことから座席を各自回転させることとなる。その間に隣にいた特別快速が、名古屋,豊橋へ向けて先に発車していく。加えて先に敦賀を発車していた新快速(米原経由)は、米原で追いつかれることとなる。


 米原からも通過運転を行い、各駅に停車していた特別快速を近江長岡で追い抜く。これだとさすがにそのまま、しらさぎを特急から新快速とするわけにいかないだろう。


 関ヶ原を通過し、本線は上下線が分離している。しばらくして左に広がる農地は、水田だったか茶畑だったのか。夕暮れの夏空に、田舎の風景もいい。


 大垣を出て、左に樽見鉄道の鉄橋を見ながら揖斐川を渡る。間に挟まる形となるのは東海道本線の旧線で、転用された現在は小型車両以下の道路橋となる。


 日も落ちてビルが多くなり、そろそろ岐阜だ。今回乗り継いで指定したのはここまで。


12.岐阜19:27発→名古屋19:55着 普通3166F/豊橋行き モハ313-1105
 敦賀から76分で岐阜に到着し、1番線から5番線へと3分で乗り換え。ここからは普通で各駅に停車していこう。いたのは313系1100番台の4両で、2010年に投入された大垣生え抜きの編成である。


 乗ったところでじっくり流していけばいいところ、尾張一宮からの乗客が多い。何か祭りがあるのかと調べれば、この日は『一宮七夕まつり』が行われていた。それはそうと、名鉄津島線もこの日が尾張津島天王祭の宵祭だったり。


 敦賀から名古屋まで、合計107分かけて到着。岐阜までは特急で飛ばしており、以降名古屋まで普通で各駅に停車という変則であった。近江長岡で待避していた特別快速はそのまま入ってきた後、この普通と接続する。

 ということで、今回はここまで。

0C.名鉄名古屋20:13発→須ケ口20:21着 急行/名鉄一宮行き 名鉄3573
 最後の名鉄は乗り継いでいくだけ。現行ダイヤにおいては二ツ杁に停車する本線急行が豊川稲荷系統、停車しないのが豊橋系統となる。

0D.須ケ口20:24発→木田20:29着 普通/佐屋行き 名鉄3355
 名古屋からじっくり待てば津島線まで直通できたところ、今回は先を急ぐため須ヶ口まで本線急行ということ。3300系の初期型はクロスシートがあるも、現状は特急専用でもないために少々扱いづらくなってしまう。

(M)名鉄運賃:名鉄名古屋→木田 330円
 2024年は元日から地震に見舞われ、北陸新幹線敦賀開業を控えていた中で在来線も2月に再乗。北陸新幹線敦賀開業後はのと鉄道の制覇も図りつつ、結果的に7月下旬となったのだ。ひとまず北陸の2部作はこれにて完結としたい。
(開業記念!新幹線で能登の夏景色 おわり)
 

※以下、追加用