2013年7月13日(土)午前10時59分 岐阜県本巣市/モレラ岐阜


 岐阜市内から程よき距離にあり、規模の大きな商業施設となる『モレラ岐阜』。やはり連休初日で、駐車場に車は多いようだ。
さくら「ずいぶんとまた楽しそうで何よりなこと…。」
めぐみ「ごめん…。」


 では年齢問わず人の多い館内に入り、中を一とおり見ておくとしよう。ここでは"昼食会"を控えているので、クリスピークリームドーナツは気にしつつも通過。家電のエディオン、カーマホームセンターの他はユニクロとH&Mの"2本柱"を中心にファッション物が多い。(※館内の撮影はこの1枚のみ。)

 TOHOシネマズで映画を見る予定はないので軽く中を見ておくだけ。ヴィレッジヴァンガードこそ見ておきたいもの。

 モレラ岐阜はグルメも充実しており、その中で今回選んだのは『しゃぶ菜』。念のため言っておくと、しゃぶしゃぶは前回の選択肢に含まれていた。
めぐみ「あれ…?」

 休日、それも連休初日とあって混むかと思いきやあっさり入れてしまった。ダシは数ある中から2種類選べ、昆布と"すき焼き"を選択。肉は最初にある程度用意され、店員に追加注文する。野菜類などは自分手取りに行く方式。ではいただきましょうか…。
さくら「プレイボール!」
なぎさ「…今日サッカーだけど?」

(現)牛&豚食べ放題コース70分(しゃぶ菜) 1人1468円
 合図はともかくまずは野菜類を…、少し。昆布だしにつけてごまだれで肉を食べると…、まあこんなもんか。"お値打ちコース"なので大きく言わないでおこう。続くすき焼き味はなかなかのもの。肉の皿は牛と豚が2枚ずつ交互になっている。ここで牛肉を1枚追加。赤身とあってではないはずだが、最初の肉は牛だったと豚肉を食べてようやく分かった。
ももか「肉ばっかりじゃなくって、…野菜は?」
めぐみ「あるよ、ちょっとだけど。」

 時間が70分と短めなので、"早めに"ご飯投入。すき焼き味の牛肉をのせればどう考えても牛丼で、玉ねぎがあればパーフェクト。
ももか「ご飯じゃなくって、野菜どうしたのよ?」

 豚肉を追加。少し苦しくとも、ダシ昆布はともかく肉は食べておきたい。
ももか「昆布より野菜食べなさいっての。」

 ここで麺を2種投入するのだが、どちらも本来は"シメ"として味の出たダシで食べるもの。今日はほとんど肉しか入っていない。
ももか「炭水化物入れて腹膨らむなんて自業自得よ…。」

 すき焼き味なら、マロニーもあったのにすっかり忘れていた…。
なぎさ「…やっぱ来たか。」

 最後は恒例のソフトクリーム。しかしほかにデザート系が見当たらない…?
めぐみ「…まあ時間ないし、いいよ。」


本日の結果:牛肉5,豚肉3,白菜,水菜,ネギ,ニンジン,豆腐,ごはん,中華めん,うどん,ソフトクリーム
 今回の昼食会にして、食べ放題の"対決企画"はこれにて終了。相変わらず時間配分というものは図ることができず、量的に増える一方であった。
ももか「…アンタ、これじゃどっかの食べ放題一家みたく"肉煮込み"じゃないのよ。」
めぐみ「そうなっちゃった…。」

 美味しかったので良しとしよう。まあ、しゃぶしゃぶは当分選ばないだろう。

 

 そして食後、次の予定時刻までそこそこ時間が余っている。
さくら「どうしようか…。」
めぐみ「…マリオカート?」
なぎさ「好きにしろよ。」

 2階のラウンドワンへ。アミューズメントコーナーにあるマリオカートは1プレイ100円…。
めぐみ「…やっぱ別にいいかな?」
さくら「いいのかい、それで。」


 ひとまず樽見鉄道で使うワンマン運賃支払い分のため、両替えだけ済ませておく。そのまま適当に見てから外に出よう。
なぎさ「暑…!」
さくら「これ、まだちょっと歩きあるんだよ。」


 駅名のとおりモレラの"近く"に駅があり、待合所は"木のぬくもり"が全面に出されたもの。日よけになっても今日は湿度が高く、暑さが全くと言っていいほどしのげない。


 外も中も蒸し暑いので、ホームに出よう。田園風景の中、非電化の線路が延びる。山々は少し雲隠れしたか…。
さくら「こういうの好きだったりとか…?」


 実際、モレラから駅に向かう間にも田んぼはある。あと10分ほど待って、乗る列車は本巣で乗り換えとなる。樽見までの運賃は650円(当時)。ワンマンの場合どうするのだろうか?


3-1.モレラ岐阜13:58発 普通21/本巣乗り換え ハイモ295-315
 来たのは池田満寿夫氏がデザインしたという車両。樽見鉄道で通常運行される車両は全4両で、中3両がオールロングシート。乗客は多く乗っていたがここでその多くは降りるようだ。
めぐみ「…ま、乗り換えならこれでいいし。」

 田園風景の中、6分ほどで本巣に到着。ワンマンで途中乗り換えとはどうかと思えば、降りる客だけ先に下車させている。乗り換えの客は、乗ったまま少し待つこととなる。


 三木鉄道から受け継いだ、樽見鉄道唯一のボックスシート車両(ハイモ295-617)は大垣に向けて出発していった…。
ももか「残念だったわね…。」


 こちらの車内はナガラ300をオールロングとしたようなもので、座席の色は211系0番台と同じような"蘇芳色"。天井の照明は中央に1列しか設けられておらず、特に夜間は薄暗い印象を否めない。
(つづく)