2024年7月27日(土)午前6時6分 愛知県あま市/木田駅北口


 5月以来に早朝からのスタートとなる今回。北陸新幹線敦賀開業前となる2月には、当時JRだった北陸本線を乗り継いで金沢へ。北陸新幹線が敦賀まで開業した後、そこそこなモノを組んでいる間に身辺で色々と…。そしていよいよ、実行に移す時が来た。


0A.木田6:21発→須ケ口6:29着 普通/東岡崎行き 名鉄6463
 まずはいつものように名鉄で名古屋へと向かう。オールロングシートの4両となり、このまま座っていくのもよかったことだろう。

0B.須ケ口6:31発→名鉄名古屋6:38着 急行/豊橋行き 名鉄3631
 やはり先を急ぐとしようか。名古屋本線の急行は6両ながらも、立ち客が多くなっては座れない。


 では改めて、いつものように広小路口から始めることとしよう。今回のルートは単純で、敦賀から金沢が北陸新幹線。金沢からは七尾線に乗り、七尾から穴水は初乗車となるのと鉄道だ。大地震からの復興支援としつつ、特に穴水ですることは考えていない。


(現)JR・IRいしかわ鉄道往復乗車券:七尾←→名古屋市内 11540円
 今回はあらかじめ必要としていた乗車券類を購入しており、ひとまず名古屋発着の場合はIRいしかわ鉄道の連絡が対応している。のと鉄道との連絡は対応しなかったようだ。ということで、なぜか往復乗車券は"復路"からのスタートとしている。


(現)JR新幹線S Work Pシート特急券:名古屋→米原 3690円
 さらに"S Work"車両の指定が券売機で可能となっている。ということでモノは試しと、今回はPシートの指定まで確保した。一律1200円追加するため随分と高価格になってしまったが、あくまで視察と考えている以上は…?


 新幹線ホームへ上がろう。この時間は東京(~三河安城)からの便が来ておらず、週末の行楽客はそこそこといったところか。入ってきたのは名古屋始発となる、のぞみ273号博多行き。先に出た271号は福山に停車し、こちらは新山口に停車する。


 新幹線ホームからは名古屋駅から回送される、JR東海バスの2階建て車両が見られた。そちらも機会があれば乗ってみたいところではある…。


1.名古屋7:11発→米原7:34着 新幹線こだま763号/新大阪行き 787-1423
 乗り込むこだま763号は入ってきたところで乗客がおり、名古屋始発でないことがわかる。静岡を発車する1本目となっており、三河安城まで乗ってきた客はのぞみ273号へ乗り換えることで京都~博多に先着できる。


 7号車が"S Work"車両となり、他の指定席と分けて扱われるようになって幾分か。当初は車両の割り当てに過ぎず、西日本を含む『のぞみ』専用となっていた。その後東海道関連分の全編成、全便に終日設けられたということだ。乗客はわずかにいたらしい。


 全便に設けられるようになった理由が、今回指定した『Pシート』だろう。3列席の中央部分(B席)を仕切りとして使用するため、透明パーツなどを設置。サイドテーブルとドリンクホルダーも確保され、1人当たりのスペースが実質的に広げられた。


 座席に当たるテーブルもサイズが拡大され、手前へスライドするほかノートパソコン向けに傾斜するようにもなっている。グリーン車でも手前へスライドできており、同一品なのかとも考えたり…?


 そのままあっという間に最高速に到達。この間は幾度か乗車しており、軽く流す程度にしても十分だろう。とりあえず沿線で何か収めようとしたところ、稲沢市民球場となる。


 名神高速と並走しながら岐阜県に入り、岐阜羽島ではインターも隣接するなど拠点らしい様相。そんな岐阜羽島では後続からの待避がなく、すぐに発車。その点は早朝便らしいといったところか。


 名古屋から23分で米原に到着。こだま763号はここで待避するため少々停車し、のぞみ497号が先行となる。のぞみ497号は不定期運行される新横浜始発便で、3月の改正で博多行きのぞみ97号となる日が出現。この日は新大阪止まりとなるため、497号となるようだ。


 今回使用した券類を収めていなかったため、待合室で画にしておこう。Pシートは長距離移動の際に作業できるようにする座席であり、今回のように短距離移動で特に何もしない目的となることはないだろう。グリーン車とも比較されることとなるが、少なくとも今回のような短距離移動で使うことは今後ないものと考えたい。
(開業記念!新幹線で能登の夏景色 つづく)