2018年4月14日(土)午後0時48分 兵庫県西宮市/阪神甲子園球場
3階コンコースは常設の売店が並んでおり、ガスなど"火"が使用できる模様。カウンター下はレンガ柄で落ち着きつつオシャレな印象。とりあえずカレーは押さえたいところ…。
食べ放題企画では"問題児"として扱っているカレーも、甲子園球場では名物として長らく親しまれてきている。この『甲子園カレー』を狙って買ったはいいものの、撮影に適した"台"が少なく一苦労。おまけに、座席に水分を置いてきてしまった。
もも「写真ぐらい戻ってからでいいんじゃない?」
めぐ「…もうちょっと見てからでいい?」
アルプススタンドから内野スタンドへはコンコース内で行き来可能になっており、こちらも店が多く並んでいる。今回は"甲子園の味"も楽しみにしていたもの。ひとまず見て回ってから、考えたい。
さく「そういえばさ、いつからだっけ?」
なぎ「何がさ?」
さく「食べるもの多くなって、予算も…。」
なぎ「カネの話ばっかりじゃ何も食えんくなる。」
阪神タイガースとカーネル・サンダース氏は少なからず縁があるもの。同じケンタッキーフライドチキンでも、甲子園球場の"氏"はしっかりとユニフォームを着用していた。
さく「芸が細かいったら…。」
なぎ「先、言うなって。」
とりあえずの程度でコンコースを見て回った後、水分含めてモノを食べるべく自席に戻ろう。若干ながら上中下段に分けた"上段"に位置しており、外野スタンドは"中下段"がひと続きになっている形。特に下段は傾斜が抑え目になっている。
もも「ま、いいから。それ食べましょうよ。」
(現)骨なしからあげ(甲子園からあげ祭/もり山) 600円
続いて中津からあげ。鶏モモ肉を用いた個体は大きく、1パックに6個入り。少々時間を経過してもジューシーに美味しく頂ける生姜醤油風味。価格はからあげ祭として共通らしく、2パック購入すると1000円になる。
(現)甲子園カレー・甘口(阪神甲子園球場/甲子園カレー) 550円
甲子園球場のビーフカレーはたとえレトルトだろうと、名物として美味しく頂く。むしろレトルトパックを持ち帰られる(2食入り550円)。辛さは他に中辛口と辛口が選択可能であり、初めてなので甘口を選択した次第。
なぎ「見もフタもないこと言うなよ…。」
めぐ「まあ、こういう感じかなって。」
もも「いやいや、味の感想言いなさいよ。」
さく「とりあえずは、…しっかりした味?」
さあ美味しくカレーを頂いたところで、次は何にしようか。せっかく"甲子園という聖地"へ来た以上、オリジナリティある"球場めし"を頂きたい。内野スタンドへコンコースでつながっているとはいえ、気づけば3階ネット裏まで来ていた。
めぐ「…手軽な?」
もも「いや、こっちに聞かないでよ。」
(現)福留の豪快メキシコ風豚ぺい焼串(阪神甲子園球場/タイガースフードコート) 600円
卵と共に豚肉を焼いたもの、それがとん平焼き。基本的にはお好み焼きよろしくソースで味付けするのが基本であるが、ここではメキシコ風にサルサソースで仕上げている。たまにはこういった変化があってもいいだろう。
もも「…豚ぺい焼って何よ?」
めぐ「…なんだっけ?」
もも「まあいいけど…、あんまり冷たいなんてない?」
めぐ「ソースが冷たいのかな?コレ。」
他にも選手グルメは各種あるので、好みや手持ち金を考えつつ食べ歩くのもよさそうだ。ついでに言うのもアレだろうが、神宮球場にあったような立ち食いテーブルがあれば助かるもの。そう、撮影目的だろうと…。
さく「っていうか、3階が狭いんだよ。」
めぐ「まあ、わかってることだけどね。」
2階にはウォークイン式のグッズショップが入っている。絶対的な面積は大きくないものの、ナゴヤドームの場内グッズ売店が全てカウンター式だと考えると画期的だ。次は…?
めぐ「ヘルメット系。」
もも「だからさ?コレクションはいいけど、どうせ使い道ないってんでしょ。」
(現)糸井ヘルメットディッピンドッツ・キャラメル(阪神甲子園球場/ディッピンドッツ) 650円
まず注文時、流れでキャラメル味を選択したことになっている。次第に広まりつつある小粒状のアイスクリームは、確かにサラサラ食感であった。しかしながら温度が非常に低いことで固体はくっつきやすく、解けてしまえば特徴もなくなるもの。キャラメル味になったのは悪くなかった。そして撮影の際、鉄骨を無理して活用するしかない。
めぐ「…これ他でも見てるんだけどね?」
もも「じゃあ、わざわざ今買わなくたってね?」
それはそうと、後ろに"7"と入っているマリーゴールド色のヘルメットカップ。アイスクリーム用に"本体"のカップがある以上、完全に300円追加して添えただけの存在と化してしまっている。ヘルメットカップ自体はこれまでのそれと比べてやや大きく、耳あてがないタイプであった。他には通常の黒色タイプや、鳥谷ヘルメット(黒色のみ、後ろに"1"と入っている)も選択可能。他の店にあるヘルメットカップも同様となる。
なぎ「…残すなよ。」
めぐ「中身は残さないよ?」
自席に戻ったところで、先発バッテリーの発表がある。外野スタンドはライトとレフトで"独立した見た目"となっており、バックスクリーン部分でつながっている。座席数はそれぞれ9500程度と、外野だけで非常に多い数字。
さく「あっちはないよね…?」
もも「…それこそ完全アウェーよ。」
(嵐を呼ぶ2018年春の甲子園 つづく)
管理者代理「ということで、時は2018年。阪神甲子園球場へ出向いたことにより、セ・リーグ6球団の本拠地球場とホームゲームを全て制覇したこととなりました。」