2024年6月7日(金)午前10時39分 名古屋市中区/中日ビル
地上12階建てだった旧ビルから建て替えられ、2024年4月に全面開業を迎えた地上33階建ての中日ビル。今回は何かとあって訪れる機会や時間を得たので、見ていくとしようか。
一般客が利用できるのは、地下から地上7階までとなる。地上1~2階はショッピングモールの様相となりつつ、ファッション系は少ない。地下1階と地上3階はレストランが多く、何かと誘われる。
中日文化センターは4~5階にかかる形で入居する。4階は郵便局とクリニックで主に構成。5階には旧ビルに入っていた道県の事務所(全国物産観光センター)が入り、少数のみではあったがアンテナショップの役目も担っていた。
6階は中日ホールとカンファレンス。旧ビルには『中日劇場』が入っていたところ、舞台興行については御園座が担っている。そのため新しいホールは多目的な利用が前提となった。7階は屋上庭園とレストランだ。
風通りが心地よい7階の屋上庭園から、栄の街を眺めてみよう。名古屋駅へ続くようにビルが立ち並び、その昔からまさしく都会の様相を見せていた。ビル群のビルも建て替わりが進み、新たな装いを見せてくれようか。
9階以上は一般客向きでない。中層に入るオフィスは関係者限定となり、高層のホテルはレストランを除いて宿泊者限定となった。
続いてテレピア(東区東桜一丁目)も気になったため、徒歩移動を挟んで今回見ていくこととした。こちらは1988年に完成し、ビルの低層部が商業施設となる形だ。
完成した当時は"バブル景気"全盛期だったこともあり、金色の装飾が豪華な印象を与えていたであろう。30年以上を経た今となっては古めかしくなり、2024年現在構えている店舗も少ない。今回は以上。
(おわり)