2024年4月13日(土)午後6時45分 福井県敦賀市/敦賀駅
東口(やまなみ口)の改札を出ると、あるのは窓口と券売機。下の出入口に通じるエスカレーター,エレベーター,階段程度で、他に店などは何もなく吹き抜けとなった空間に過ぎない。
新幹線口となる東口はさすがの巨大な外観を持つ。夜になると内外が灯され、その姿を美しく照らして演出させる。
駅前広場はロータリーに乗降所を設け、バスは一般車両やタクシーなどと概ね分けられている。現時点でこちらを発着するバス路線はなさそう。
駅のすぐ近くを川が流れており、周辺も起伏ある地形で山々も目前に迫っている。このためか開業時点で建物はほとんどなく、西口(まちなみ口)とは大違いだ。
(現)JR入場券:敦賀 150円
この敦賀は新幹線開業後に東西が結ばれることとなったものの、橋上駅舎とならなかったことで自由通路にはならず。2024年時点で大阪(うめきたエリア)のような通行証も設定されていないため、東西移動に入場券が必要となっている。せっかくなので、今回は新幹線駅も軽く見ておこうか。
新幹線の改札を抜け、在来線からの"大広間"はまだまだ続く。トイレは大広間のそれぞれ両端にある。
3階の新幹線ホームへ上がると、こちらも2面4線式。11~14番線となる。新幹線は乗り換えとなる在来線と異なり、発着ホームが決まっているわけでもなさそう。床面は木目調のタイルが、板張りのように敷かれているのが特徴。
敦賀から先、現状は車両基地へ引き上げるのみとなる。ここから新大阪へは小浜を経て抜けるルートもあれば、一旦米原までとするルートも出てきて二転三転するなどした。このためか着工に至っていない。
敦賀に面する12号車がグランクラスとなる。階段の位置からして結構遠いので、乗り換える時間には余裕を持たせておきたい。
長距離乗車の前後にゆっくり過ごすべく、空調の完備した待合室は欠かせない。同じく自動ドアとガラス窓で仕切られた喫煙所も、ホーム上にある。
ということで今回はストップウォッチを持参。3階の新幹線ホームから、1階の乗り換えホームへの"タイムトライアル"をしたかったのだ。3号車の付近にエスカレーターがあるので…、スタート!
新幹線ホームの大屋根が高かったこともあり、エスカレーターの屋根は低く感じられ圧迫感をも感じされる。全体的に高低差もあるため、エスカレーターそのものも長くなるのだろう。
2階の"大広間"に出てきた。乗り換えの案内はこまめに出ているので、従っていけばいいだろうか。
中間にある自動改札へは新幹線と在来線の関連する券類を、最大4枚まで全て投入しよう。抜ける際に在来線の券類が出てくるので、取り忘れることのないよう気をつけたい。逆も同様で、新幹線の券類が出てくる。
在来線のほうへ抜けると、床面には乗り換える経路が色で分けられて表記される。大阪へのサンダーバードは青色、名古屋へのしらさぎはオレンジ色だ。
さあ、乗り換えまであと少し。大広間の奥のほうから1階へ下りようとすれば、階段となっている。
34番線にて発車を待つしらさぎへ、3分49秒16で乗り換えられた。それにしても681系の列車名表記で、無機質なままの『しらさぎ』はどうにかならなかったのだろうか?
(4月13日旅行分 スタートに戻る)
さるぼぼちゃん「何とか…、乗り換えることができました。まあタイムトライアルについては軽装である程度エスカレーターも…、ということで。実際は混雑することもありますし、重装備なことも多いと思います。そこは考慮して補正しましょう。皆さんも一度、敦賀の駅をじっくりいかがでしょうか?」