さるぼぼちゃん「皆さんおはようございます。この回は連休に流す予定でいるのですけど、いかがお過ごしでしょうか?名鉄名古屋に行きますと、リトルワールドで企画展がありまして…。スーパーひとし君がいました。」

 ということで、クエスチョン。今回から4月13日分の駅視察シリーズを流していこうと思うところ、いくつ見て回って何回に分けられる?

2024年4月13日(土)午前9時7分 愛知県知多郡武豊町/武豊駅


 今回は武豊線の終着駅、武豊を見ていこう。ホーム1本のみで構成され、その先に線路はなく行き止まり。到着後はそのまま折り返すこととなる。名鉄の知多武豊へは、ここから徒歩で少しばかりの距離となる。


 改札は1か所しかない。自動改札は扉のない簡易型であり、車いすが通行な幅広い通路と通常幅で一方通行の通路が1つずつ。隣にインターホンがあり、遠隔操作で係員が対応する。


 無人駅システム導入によって、武豊の1つある近距離券売機は終日稼働することとなった。自動改札に対応しない乗車券は一方通行とされる通路も関係なく、そのまま通過することとなる。他に駅舎内は待合のベンチと、周辺の案内図がある程度か。


 駅舎は昔ながらの平屋建てとなる。駅からは少々のスペースを経て階段とスロープがあり、段差は生じない。この日は近隣の神社で祭礼があるのか、樽酒が積まれていた。


 ホームは4両分のみを使用するため、改良されたかった箇所とは段差が生じている。ホーム1本の単線だけでなく、側線も有していた。駅の難点を挙げるならば側線を有することで、線路の反対側にある家々からは回り込むためやや遠いことか。


 ここから名古屋に向け、大府までが武豊線。住宅や工場の多いところを単線で進んでいく。開業した時期や経緯などから、この方向が正式には上り線となる。
(中津川につづく)