2022年12月28日(水)午後7時33分頃 神戸市中央区/新神戸駅
10.新神戸19:34発→名古屋20:42着 新幹線ひかり522号/東京行き 745-603
西明石でみずほ608号に抜かされ、のぞみ54号にも抜かされたひかり522号。フタを開ければ、こちらもN700Sだ。
さく「しっかり当ててんじゃん。」
ということで、比較するつもりが全く異なる車内となってしまった。同じ暖色系にしてLED間接照明を採用し、こちらはかなり車内が明るく感じられる。指定された12号車は、新神戸の段階でかなり空席が多い。
さく「それと何となくさ、やっぱ軽い感じしない?」
もも「あ、軽っぽい。飛行機のそれよ。」
新大阪からはJR東海、東海道新幹線となって乗ってくる客も多い。3面6線という複雑なホーム構成になることから、新大阪での乗り換えを券売機が回避したのかもしれない。当初計画に含まれていたこだま760号は三島行き、スモールAであった。
今回乗車した2便の停車駅だけで見るならば、むしろ往路で乗車したのぞみ137号(臨時,福山停車)と一致した。ただし『ひかり』であることから進行優先度は高くなく、京都で臨時『のぞみ』を待避するための停車時間が設けられている。
京都でもそこそこ乗車した後、次に停車するのは名古屋。途中で米原,岐阜羽島と挟むことなく、乗車時間感覚はまさしくあっという間。今回は事実上広島市内を日帰り往復しただけで、弾丸旅行ぶりがよくわかるだろう。
もも「本当、弾丸よ。仕事納め切り上げたって、そっから広島までスカイレールの…。」
さく「スカイレール…、だけで終わったね。」
もも「それこそ在来線とか挟んでくれて、むしろ良かったぐらいよ。そば乗っかったのって?」
めぐ「がんす天。また…、年末あったらいい?」
なぎ「あ、じゃあそれにさせてもらう。」
新神戸から68分。広島からは合計2時間半で到着し、名古屋に帰ってきた。こちらも車両番号末尾が"03"とわかれば、乗車した分は丸く収まるか。また奇数であったことから、東京の所属だ。名古屋から乗り続ければ、新横浜までに浜松と静岡に停車する。
なぎ「もう終わったのか…。」
さく「最初、何から始めたんだっけ?」
めぐ「…何だったっけ?」
ということで、旅はじめはJR東海に登場した在来線電車315系と思われる。2021年まで2年間の反動もあってか大量に回った、2022年の鉄道乗車モノもここまで…。
めぐ「せっかくだし、もう1杯とかしない?」
もも「また…。別にもうここからどこか行くわけじゃないなら…、まあ。」
なんならせっかくだからと、我流な"忘年会"は続行。細く長く切れやすい麺類ならば、もう1つ名古屋駅でいいものがあった。
めぐ「…あれ、違ったっけ?」
なぎ「違わないけど、前に遅くまでやってたから選んだってことか?」
さく「いいじゃん、ここにしようよ。」
改めて、名古屋驛麺通りの『名驛式担々麺』で2022年を締めくくるとしたい。
(A)角煮坦々麺(名驛式担々麺しゃち福) 1300円
胡麻やナッツ類をベースにクリーミーとし、ゴマやラー油で辛く仕上げたスープが特徴だろう。辛すぎるのは好かないはずが、ここまでハマるものだとは正直思わなかった。辛いのに進むのか、むしろ辛いから進んだのか…。
そこへ乗っかるのは、郡上の地でクラシック曲を聴かせ育てた『郡上クラシックポーク』。角煮3個もトロトロさせてくれそうで、これもまたいい。単品はやはり3個が600円で、白飯と合わせたくもなった。
もも「逆にアンタらしい選択で何より…。」
(A)ミニ杏仁プリン(名驛式担々麺しゃち福) 100円
2022年も本当に最後の最後。名驛式担々麺の辛い口残りを鎮めるには、やはりデザート系だ。店手作りの品はミルキーな中に、しっかりと杏仁豆腐らしいすっきりした後味がある。
これにて"忘年会"、そして2022年の鉄道旅行モノは全て終了。帰ったらもう、年内は実家(実家暮らし)でゆっくり休むだけだ。
(西日本では唯一の交通システムと共に おわり)
めぐ「とりあえず広島の瀬野に縁のない方は、スカイレールなしに行く目的はないでしょう。ついでにシーズン中にもかかわらず、18きっぷは使いませんでした。」
めぐ「で…、鉄旅リターンズプラスはまだ話が続きます。スカイレールを循環式ロープウェイに例えたのですけど、そのロープウェイのお話。消えるところあれば、新しく開かれたところもありました。結構メジャーなところです。」
(つづく)