2024年2月12日(月)午後5時49分頃 長野県松本市/松本駅


8.長野17:00発→多治見19:37着 特急しなの22号/名古屋行き クモハ383-2
 松本では乗客がある程度入れ替わる形になった。隣にいたE353系は、どうも新宿から来て松本が終点となった便のようだ。


 2月にこの時間となれば外は暗く、外の景色を収められない。とりあえず今更ながらタイミングを逃し続けたこともあり、北陸鉄道浅野川線で使った1日フリーエコきっぷの画を入れておこう。


 塩尻までが篠ノ井線となる。ここからは中央本線として東西に分かれ、JR東海となる"西線"へ進んでいく。ここからは軽く流す程度で進めていけばいいだろうか…。

 中央西線は木曽路の山間を縫うように進み、木曽福島は全て停車する。引き続き日没後の暗い山中を曲線多く進んでいき、単線にある野尻で交換待避がある。十二兼からは全て複線となるため、より特急らしいスピード感を得られそうだ。

 中津川からは名古屋の近郊区間らしく、快速など本数は多くなれど毎時2本程度。多治見まで快速は各駅に停車し、この特急はまた無停車で突き進む。


 長野から2時間37分で多治見に到着し、名古屋まではあと30分ほど。このまま名古屋市内、千種まで停車することなく最後のスパートをかけてもよかっただろう。今回はあえて多治見までの特急利用とした。


9.多治見19:42発→金山20:15着 快速5754M/名古屋行き モハ315-518
 ということで、ここからはいつものような快速で名古屋市内へ。乗るのはあっという間に8両固定で定着した315系となり、オールロングシートの空きが多い。乗車した特急はこの快速を土岐市で抜かしていた。

 現状でも通過するのは古虎渓,定光寺,神領,新守山のみであり、特に3月改正以降は高蔵寺からの後者2駅に停車する区間快速がメインに。一方で特急と同等の最高130km/h運転を行うため、そちらも注目したい。


 多治見から33分。名古屋までは快速であと5分ほどだが、金山で降りるとしよう。


 当初の計画は北陸本線で帰るルートとなり、ちょうど金山で出迎えられる時刻となった。見たところでは313系の初期型を含めた8両を連ねている。


 そんな当初のルートで進むことが不能となったため、名古屋市内に位置する金山では有人改札で精算することとなる。やはり同様の精算が多いというらしく、後日改めて精算することとしよう。このため証明を兼ねて、使用した券類は回収されなかった。

 今回はこれにて一旦終了。1年以内であれば全国どこでも精算可能なので、気が向いたときにでも済ませよう。

0C.金山20:38発→須ヶ口20:51着 急行/名鉄一宮行き 名鉄3558
 金山から座れるので座るとした。やはり名古屋からは多く乗るため、優越感の了見では金山からが有利な方向。

0D.須ヶ口20:54発→木田21:01着 普通/佐屋行き 名鉄5061
 須ケ口までは機器更新された車両であり、車内はLED照明で明るくあった。須ケ口からは従来の蛍光灯を照明に使用し、LEDに慣れた立場ではすっかり暗い。


 2月12日に金沢で経路変更を強いられたため、日を改めてJRの窓口にて返金してもらおう。指定していたサンダーバード34号の特急券に運行不能と印を押されており、それを経路変更の証明としていた。最終的に復路の乗車券としなの22号の特急券が、無効と印を押されて手元に戻ってきた。

 そしてそのまま、JRの在来線として北陸を進んだ最後の旅路となった…。

※追加用
「これ流れるのは3月16日、当日の日付変わった頃ですか…。在来線としての北陸本線から、新幹線としての北陸新幹線へ。富山と福井の間は再び直結します。新幹線開業によってどうなるかは、お楽しみで…。それでは皆様、改正後の朝をお楽しみに。」
(もういちど北陸の雪景色から… おわり)