2024年2月12日(月)午後1時 石川県金沢市/北鉄金沢駅を出発


5.北鉄金沢13:00発→内灘13:17着 普通/内灘行き 北鉄03139
 比較的空きが見られるまま発車。すぐに地上へ出て、七ツ屋に停車する。この浅野川線は起終点の駅を除いて、全て無人となる。基本的には住宅地を縫う小さな路線だ。

 やがて堤防沿いへと進んでおり、三ツ屋は交換可能な設備を有している。北鉄金沢へ戻る普通が先に入っており、古来からこの地で"主"となっていた古いステンレス車両。あちらは京王井の頭線から享受した車両だ。


 三ツ屋を出ると高規格道路らしい高架が上を跨いでおり、何だろうかと…。


 蚊爪から粟ヶ崎まで来ると、金沢市から抜けたようで周囲が開けている。この北陸鉄道浅野川線は全区間とも線形がよろしくなく、あまり速度も上げていかなかった。


 北鉄金沢の案内に表記があり、そのまま17分で内灘に到着。ホームは1面1線式でまとまっている。降車完了後、車両のドアが閉まった。


 線路はここで途切れている。隣接して側線や車両基地があり、必ずしもそのまま折り返すとは限らないだろう。また電化方式も直流1500ボルトであるため、金沢市内では他線と独立している。


 北鉄金沢と同じく自動改札はなく、発車する前までは改札も開かない。券売機は北鉄金沢と異なり、バス等との連絡に対応した新しいタッチパネル式。加えて窓口も有している。


 内灘の小ぶりな2階建て駅舎は1階部分のみ、一般客が立ち入ることができる。駅前広場も小ぶりに収まりつつ、ここから各地へバスが発着する。


 駅の周辺は住宅地となっているようで、近くにコンビニ等店らしい店はほとんど見られない。


 周辺の地図があったので見ておくとしよう。内灘の海岸へは、駅からもう少しだけ進むことになる。レンタサイクルがあれば散策にも役立っただろうが、この時期は観光案内所共々冬季休業に入っていた。


6.内灘13:30発→北鉄金沢13:47着 普通/北鉄金沢行き 北鉄03139
 ということで、乗ってきたラッピング車両でそのまま折り返す。発車の近づいたタイミングでバスが到着し、学生らしき客が多くこちらに乗ってきた。


 粟ヶ崎の付近で川に架かる橋を渡っており、河口に近いことから川幅が広い。かつての名鉄三河線(いわゆる"海線"の碧南~吉良吉田)も、こういった景色があっただろうと。


 三ツ屋を前にして堤防沿いとなっており、上を跨ぐ高架道路は一般道路のそれであったが拡幅されるようだ。三ツ屋は交換可能な設備を線内で唯一有しており、復路はこちらが先に入っている。入って来たのは先程と同じく、古いタイプの車両であった。


 次第に住宅など、建物が密集してくる。浅野川線は路線も短く、あっという間に往復もできてしまう。七ツ屋から地下に入るともうすぐだ。


 内灘から同じく17分。北鉄金沢に到着すると、同じく降車完了後に一旦ドアが閉まる。折り返しはそのまま内灘行きとなった。


 カエルの置物が駅に鎮座しているので、1つ収めてみよう。するとどうも先程のカレー以降、デジカメの設定をSサイズのまま変えていなかったらしい。おかげで帰宅後、画像を2倍のサイズに拡大する手間が…。


 改札を出て、地下広場でもう少し。先程大勢で固まっていた団体は、結局何だったのだろうか?
(もういちど北陸の雪景色から… つづく)
 


さるぼぼちゃん「ということで、あとは金沢から名古屋まで乗り継げば終わるはずでした。そこから事態は急変します。思わぬことで思わぬことへことが進み、どうなったことか。ひとまずここで区切りましょうかね。」