2024年2月12日(月)午前11時53分 石川県金沢市/金沢百番街『あんと』
2019年11月以来となる、ゴリラの有名なカレーに託そう。あれから訪れることなく、早4年以上も過ぎてしまったのか。
順次、適当に店内へ。金沢のカレーは基本的に肉料理とキャベツがセットとなる。種類は豊富にあり、何にしようかと迷わせる。以前に頂いた際は定番の定番、ロースカツカレーだったはず。
(A)のと豚兼六カレー(ゴーゴーカレー金沢駅総本山) 1550円
金沢駅総本山限定となるのと豚カレーと、豪華なトッピングを合わせよう。その分だけあって、ライスは中サイズで様子をみる。トッピングはロースカツとチキンカツを共演させるばかりか、ウインナーソーセージにエビフライとゆで卵まで勢揃い。
色合いからして濃厚な金沢カレーだが、今回のルーは通常と比べても濃厚なようだ。2種共演を果たしたカツにはソースが最初からかかるのが金沢方式。マヨネーズは店員に申し出て、ボトルで用意してもらおう。
タルタルソースのかかったエビフライは海老が大きく、こちらも単体で十分すぎるほどの食べごたえ。揚げたウインナーソーセージも魅力的な食感に仕上がっている。カレールーは通常と異なり追加できず、違いらしい違いまではわからず終わった。
豪華なカレーは期待を裏切らない。支払いにはauPAYが使用できる。金沢をはじめとして北陸は新幹線開業後の遠征構想もあり、その際も候補に入っている。次は何カレーにしてやろうか。
今回は在来線の景色を目的としており、それを除いた現地の計画は一切ない。とりあえず金沢駅のシンボルとなる鼓門を押さえるとして、せっかくだからと横から収めてみる。見れば大屋根に門の一部がかかっている。
金沢で特別したいことがあるわけでもなかった。だからといって復路の指定時刻から変更し、そのまま繰り上げて金沢を離れるのもどうかしている。地下に北陸鉄道の駅があるので、そちらはどうだろうか?
地下広場にはフリーピアノがあった。そこから何やら団体客が見られたが、何だろうか?
庭園の見られる休憩スペースがあるので、休みつつ少し考えよう。トイレにも入っておきたいタイミングでもあった。
北陸鉄道浅野川線に乗ろう。北鉄金沢の駅は地下広場から直結する地下駅で、改札からそのまま1面2線の頭端式ホームとなる。2つある券売機は古いタイプであり、拠点駅らしく窓口も有している。自動改札機はなく、到着後もしばらくは改札が開かない。
(現)浅野川線1日フリーエコきっぷ(北陸鉄道) 500円
休日限定で浅野川線が全線フリーとなる1日乗車券があり、単純に普通乗車券で往復するより安価となる。今回はこちらを窓口で購入して、北陸鉄道浅野川線に乗っていこう。
東京地下鉄日比谷線の18m級車両を享受し、新しく改造されて導入されている。行先表示はカラーLEDとなっており、現状は浅野川線に急行など設定されていないながらも"普通"とあった。
車内は平成初期の雰囲気を残したまま、半自動ドアボタンやワンマン機器など新規で搭載された。オールロングシートはピンク系のモケットであり、バケット形状は緩い。袖仕切りと荷物棚が一体化した形状は、旧営団地下鉄で多く見られたモノだ。
(つづく)