2023年11月11日(土)午後5時25分頃 三重県鳥羽市・鳥羽駅
(現)JR・伊勢鉄道乗車券:鳥羽→名古屋 2500円
JRで名古屋へ直通する場合、基本的に伊勢鉄道との合算運賃となる。JRのみであれば亀山経由もあるところ、運賃表の表記を見た限りでは同額らしい。これから乗る快速は自由席が料金不要となっており、近鉄との比較材料としてこれも要素となる。
5.鳥羽17:36発→名古屋19:29着 快速みえ24号/名古屋行き キハ75-102
快速は2両で入ってきた。貫通扉の上部にライトがないことから、生え抜きで運用されてきた前期型とわかる。登場から早30年になろうとしており、素材劣化の少ないステンレス車体も形状面での劣化が来ているようだ。
11月中旬で外は寒いので、ドアが開いたら早々に乗り込もう。座席は背もたれがやや高く、ヘッドレスト部分は折れ曲がらないタイプとなる。車端部にある案内装置はLED素子が更新されたようで、色味が明るくなったほか号車表示もキハ85のようなドット式になっていた。
鳥羽を発車する段階で空席が見られたところ、二見浦と五十鈴ヶ丘での乗客が多い。この時間帯は伊勢市まで普通が運用されず、その役割をも担っている。夜間帯で景色は見られず、軽く乗客の流れを見つつ進むとしたい。
伊勢市では多くの乗客が待っていたところ、ここでの下車が結構多い。結果的に乗客が入れ替わる形となったところで、ここから快速らしく通過運転となる。
その後は寝つつ流していこう…。
四日市まで来た。ここから普通に乗り換えたところで待ち時間が長くなるため、そのまま乗り続けるとしたい。
桑名で待避していた普通は313系であり、315系でなかったこともあってスルー。そのまま愛知県、名古屋市へ入った春田では1線スルー式の右側を通過した。写真にしようにも流れてしまい、わからなくて当然か。
名古屋の手前、八田で交換待避のため停止。こちらが停止するのは鳥羽から来てようやくだったりする。
鳥羽から113分かけ、名古屋の11番線に到着。ここまで乗ってきたキハ75はそのまま回送となった。乗り換えで案内された特急3本(しなの25号,しらさぎ15号,ひだ19号)は、いずれもこのホームから発車する。
鳥羽で購入し、使用してきた乗車券はここで終了。経由地には『津』と『河原田』があり、JRのみ利用の場合に経由する『亀山』は記載されていない。
ということで、いつもの広小路口にてひとまず締めくくろう。
きらびやかに映える名古屋駅前の超高層ビル群。11月も中旬になり、いよいよ寒くなってきた。季節は秋から冬へ移ろい、クリスマスに向けた備えが始まる。
…で、終わらないのが今回。スタートが大治西条だったため、ゴールも大治西条。すなわち正式には、バスで締めくくらなければならない。往路が名古屋市営バス(市バス)だったため、復路は名鉄バスにしようと思ったのだ。
名鉄バスセンターも乗り場部分はドアが設けられるなど近代的ながら、全体的には50年以上にわたって使用されている。周辺一帯の再開発計画もあり、未来像がどうなるか…。
6.名鉄バスセンター20:15発→大治西条着 名鉄路線44/安松経由津島駅行き 名鉄バス4511
名鉄バス津島営業所の一般路線は大きく分けて2系統あり、安松経由のほうへ乗ることとなる。車両は2015年式となり、新車でないことに時代の流れを感じてしまった。乗客はかなり多く、立ち客が出る程度となり発車。往路では乗客の流れを詳しく追っていたところ、もう面倒なこともあって流す程度としておく。
笹島町からも乗る客が多く、土曜日の夜に帰宅ラッシュそのもの。大門通からは下車客が見られるも、まだまだ乗車もあって車内は混雑している。稲葉地公園から降りる流れとなり、大治役場前で結構な下車があった。
(M)名鉄バス運賃:名鉄バスセンター→大治西条 210円
大治西条に到着。ここまでが市バス路線と共通化されている区間であり、運賃も同一で均一となる。後続の市バス車両はここで折り返すため、バスロータリーへ入った。
ということで正味0.1km未満だけ残した鳥羽市内の国道を制するため、乗り継いで出向いた"旅行記"はこれにて終了。
(おわり)