2023年7月21日(金)午後6時38分 熊本市西区・熊本駅白川口
では駅に来た以上は"お約束事"として、駅の写真を収めておこう。熊本といえば大きく白い駅舎がシンボルとなっていたようだが、白川口に構えているのは木板を合わせて化粧した黒く大きなもの。どうも在来線の高架工事が完成した2018年に合わせ、建て替えられたらしい。
そして隣接して駅ビルが建ち、ここにも『アミュプラザくまもと』がある。何せ熊本は過去2回訪れて、いずれも何もせず終わったのである。熊本ラーメンぐらい食べたくなって当然だ。
新幹線口も見ておこうこちらは新幹線ホームの壁面がガラス面となり、そのままガラススクリーンとなって駅前に面している。白川口と異なり、駅前広場からバスがあまり発着しない。
ということで夕食は駅高架下にある、熊本ラーメンの『桂花』に決定!
(A)カレーラーメンセット(熊本ラーメン桂花) 1220円
熊本ラーメン(桂花ラーメン)もそうだが、カレーもオリジナリティがあり気にさせてしまった。よってここはセットメニューで豪勢に仕立てよう。博多より太い麺は固めにしたい。
具材はチャーシュー,煮卵,茎わかめ,ネギ,メンマ。豚骨醤油スープに黒マー油を合わせるのは、どうもこの『桂花』が発祥らしい。こってりしすぎることなく、ニンニクの攻撃性が高く仕上がった。
交わるのは甘くて辛い、オリジナルのカレーライス。ラーメン店のカレーは総じてラーメンのスープを使うことが多く、各店のオリジナル性に直結する所以だ。ところでこの店にはホルモンがあり、カレーの肉も独特な食感をしている。牛すじ肉なのか、あるいはまさか…?
待望の熊本ラーメンと、4日連続のカレーをご馳走様。このタイミングで、ポーチにつながっていた『さるぼぼ』が外れてしまった。2023年から旅のお供として、ここまでよく頑張ってくれたこと…。
新幹線改札に隣接する待合室で、もう少し休んでいこうか。待合室にあるうどん店は太平燕(タイピーエン)が名物らしく、こちらも地域性重視で気になる存在だ。次に来る機会があれば頂きたい。
(現)JR新幹線自由席特急券:熊本→博多 2530円
ここからは指定席を取っておらず、乗車の直前に購入する自由席。距離ベースならば大分と博多でどうだろうかという反面、博多は新幹線なので所要時間が短い。指定石化自由席化でなく、料金格差はこういうところだったか。
2日連続となる熊本の新幹線ホーム。2面4線式ながら本数が多くないため、待避目的ではあまり使われないようだ。これから乗るつばめ334号は6両編成で、本線に入ることから鹿児島中央始発となる。
19.熊本19:56発→博多20:44着 新幹線つばめ334号/博多行き 826-6
ということで、800系もまだまだ乗り足りていない。乗る客が多いうえに途中駅からとなるため、2号車でとにかく空席を見つけて適当に座っておこうか。
座ったところでこの木製座席は背面テーブルがなく、使い勝手はあまりいいと言えない。2列2列で実質の座席幅は広いものの、そこまで座り心地がいいわけでもなかったりする。とりあえず夜間で景色も見られないので、寝てもいいだろう。
車窓左側にある筑後船小屋の2軍本拠地を見ると、ナイター照明が灯っている。2軍戦はナイター開催もあるので調べれば、公式戦(福岡ソフトバンク 対 オリックス)が行われていたようだ。
それにしても新幹線は速いこと。熊本から博多まで1時間もかかっておらず、寝ることもなかった。
(2023年夏、ぐるっと九州周遊旅 つづく)
さるぼぼちゃん「とうとうバレちゃいましたか…。2020年元日の岐阜羽島から3年半、ようやく一人前の旅マスコットになることができました。それこそ佐世保の壁画ではないのですけど、一期一会。これからも出会いを大切にしていきたいと思います。」