2023年7月21日(金)午後1時21分 大分県大分市・大分駅


 久大本線は7番線と8番線を使用し、そのまま豊肥本線と共に日豊本線へ合流している。この構内配線を生かして、博多から由布院を日豊本線経由で結んだ時期もあったようだ。


 久大本線と豊肥本線が1面2線ずつと、日豊本線は2面4線。合計すると4面8線となり、県庁所在地に位置する代表駅として相応しく大規模な駅となる。


 高架駅となった際、通路の床面が木質調となった。壁面や天井も白くまとめられており美しい。


 自動改札は基本的に入場と出場で分かれており、通常幅が3通路ずつ。IC専用となる1通路は両方向とも兼用となっていた。車いすなど幅広な対応が必要であれば、有人改札を通ることとなる。


 改札を出ると、逆に天井が細工の入った木質となる。床面は白い石畳風となった。照明そのものは多くなく、やや薄暗く感じられるか。


 府内中央口には駅ビルが構えている。過去に大分を訪れたのは2013年であり、このビルは建設されていなかった。10年でここまで変わるとは…。


 当時"キャンプ地"としたネットカフェ(いつものとは異なる系列)は健在なようだ。そんな府内中央口の駅前からは各地へバスが出ている。次に乗る予定の時刻からみて、大分の観光までは難しい。ひとまず駅ビルの『アミュプラザおおいた』で、何かあるだろうか?



(A)コカ・コーラドリンクセット(ぼてじゅう屋台) 100円
 正直なところ朝食のかしわご飯があるので、このタイミングで食事とする必要まではなかったりする。ということで今回はなんとなく、最小限に収めてみよう。

(A)大阪からあげS(ぼてじゅう屋台) 380円
 からあげグランプリ東日本醤油ダレ部門で金賞を受賞した唐揚げを、3個だけ頂くとした。個体が大きいことにすっかり慣れてしまったのは、なかなかアレな気がして落ち着かない。お味は良かったと思うはずが、あまり記憶に残らない。


 模型店のジオラマは撮影可能とある。せっかく『アミュプラザおおいた』にいるので、駅ビルが正面に入るよう収めておこうか。


 上野の森口も見ておこう。こちらは高架工事が完成するまで"裏口"に甘んじていたこともあり、ビルの多い府内中央口と比べて集合住宅や各種学校等が目立つ。



(現)やかんの麦茶650ml(コカ・コーラ) 84円[軽]
 駅入口もビルなどはなく、高架下の商業施設にそのまま出入りする形になろう。手持ちの水分補給にここから時間が取れないため、とりあえず『ドラッグイレブン』で1本仕入れておくとした。このドラッグストアはかつてJR九州グループであった。


 冷房の効いた待合室で過ごそう。日豊本線の普通(815系、ワンマン)が5番線に入っていることから、必ずしも路線によって明確(5・6番線=豊肥本線,7・8番線=久大本線)ということではなさそうだ。

(つづく)