2023年9月17日(日)午後4時17分 岐阜県揖斐郡揖斐川町

 国道417号と交差し、国道303号は引き続き直進。以降は奥いび湖大橋まで重複しており、原付は旧シリーズで当該区間を往復している。その先国道303号は旧坂内村を経て、滋賀県へ至るバイパスとなる。この連休でも滋賀県から逆向きに、ここまで通り抜けたかったのだ。

 

 


 国道417号としてはここから31km直進し、徳山ダムまで進むことができる。さらにダム以降もバイパス工事が進み、2023年内には全線開通を予定。福井県池田町まで続くコースが完成する。

国道417号 上新町(揖斐川町)→揖斐駅(揖斐川町)
 今回はその先の天候も怪しいため、左折して国道417号を大垣市に向かうとしたい。ここから17kmあるので、どこかで1回入れたいところだ。しばらくは対面通行と共に、古めかしく趣ある店など建物が迫っている。

 市街地を抜けると1つ目の橋、揖斐川を渡る。しばらくすると2つ目の橋で、粕川となる。橋の箇所は路面に溝が入っており、どこか滑りやすそうで不安を覚えてしまった。


 黒野駅レールパークから9.2km。養老鉄道の終着駅、揖斐駅を軽く見ていくとしよう。木造平屋建ての駅舎を持ち、駅員は常駐する。自動改札はなく、到着まで改札内には入れない方式。ICカードにも対応しない。


 駅前広場はタクシーが常駐し、バス乗り場も1か所。駐車場などを他に有している。周辺は郵便局や駐在所、観光案内所など建物がそこそこ。中心部からは離れているためか店がほとんどないようで、閉業した痕跡も見られた。


 現在は1面1線のホームのみとなる。敷地はそこそこあり、後に調べたところ貨物輸送を行っていた名残らしい。揖斐から先への延伸計画はなかったようだ。



国道417号 揖斐駅(揖斐川町)→河間(大垣市)
 揖斐駅からも対面通行で続いていく。程なくして視界が開けており、農地を横目に池田町(岐阜県)へ。次第に建物が迫って狭苦しくなる。このあたりでは養老鉄道と時折並走するようだ。

 やがて岐阜県道53号と交差。国道は狭苦しい対面通行だったのに対し、県道は片側2車線と格上な存在だ。池田温泉は右折してもう少し進むこととなる。

 国道21号まで6km。町並みからは抜けており、右には山が近く。左は川沿いになっていく。やがて起終点のある大垣市に入り、残す距離はどれぐらいか。

 そのまま国道が左折する箇所となり、工事が行われている。国道21号へは直進となっているところ、今回は国道417号を優先するため左折したい。以降も大垣の市街地に向けて対面通行となる。

 開けたところで東海環状自動車道の高架橋をくぐり、再度建物が迫って狭苦しく感じられたところで養老鉄道の踏切を通過。国道21号と交差する手前にあったスーパー三心が閉店しており、跡地も解体されて整地されていた。これにて奥いび湖大橋から大垣市まで、往復で制覇完了…。


岐阜県道18号 河間(大垣市)→大明神西(安八町)
 ただどうも、接する県道18号から見るに形状が変えられている。県道から国道417号を見て、直進するようにバイパスとなるようだ。そうなれば国道417号の経路も変えられることだろう。

 さて、そんな県道。地上にある線路の下をくぐる箇所を挟んで、対面通行ながら広々としている。直進を続けると突き当たるので、案内に従い左折し県道31号に合流しよう。

 合流すると中央分離帯のない片側2車線となる。

 左にあった『奥の細道むすびの地記念館』をスルーしたのはもったいなかったか。大垣の市街地を進んでいき、国道258号と交差。県道31号が離れてからも中央分離帯のない片側2車線で続くも、入れそうな場所が思い当たらない。

 進んでいくと県道193号から離れるよう、斜め右へ分岐する。以降は片側1車線対面通行で、右カーブからはひたすら直線状。揖斐川を渡る大垣大橋へ…。


 揖斐駅から引っ張り続けること20.2km。揖斐川を渡る大垣大橋はかつて有料区間であり、渡った先に料金所が設けられていた。無料化されて以降に残ったスペースは、ささやかに公園として佇んでいる。


 有料区間はその先にある羽島大橋を含めていたものの、橋にかからない区間を通過する際は料金所も通過せず無料で通行可能であった。交差点名を見れば『大明神西』とあり、安八町に入っている。


岐阜・愛知県道18号 大明神西(安八町)→羽衣1丁目(一宮市)
 再スタート後は右に新幹線の高架橋を見ながら進むこととなる。その新幹線も、2024年10月で開業60周年。耐震補強工事は施されたようだが、設備全体のリニューアルも視野に入ってきているか。
(つづく)