2023年8月11日(金)午前9時38分 愛知県常滑市・中部国際空港駅
名鉄名古屋から乗ること35分で中部国際空港に到着した。やはり一般車からも、大荷物を携えた客が多く降りていく。海を跨いだ島にあるため、空港施設以外が目的とはならないだろう。
(M)名鉄運賃:名鉄名古屋→中部国際空港 890円
駅のあるアクセスプラザからスロープ状に上がり、第1ターミナル3階の出発口へ。
国際線が本格的に再開され、海外組も着実に戻ってきた。テレビカメラを携えた取材陣がおり、見ればテレビ愛知とあった。テレビ東京系なので、ニュース以外にももしやとも考える。
国内線も時期が時期だけに盛況な様子。こちらにいたクルーはCBCであった。
2階に降りよう。到着口から各地へ、鉄道やバスなどの発車案内がある。
到着口は特に国際線の客が多かった。海外からの渡航も同じく解禁されており、特にあちらは必ずしもシーズンを問われない。
アクセスプラザに戻り、バス乗り場を見るとどうか。5月に目をつけていた藤が丘発着便は、今回の目的とならない。他は全体的に、以前ほどバスは見られない。
4.第1ターミナル9:50発→第2ターミナル 中部国際空港無料周回バス 知多バス半1071
今回は空港を見物する時間がまだあるので、第2ターミナルとの間を結ぶ無料周回バスに乗ろう。ちょうど入ってきたのは、知多バスの一般路線車両であった。車椅子対応席は折り畳まれ、荷物置場となる。
バスは空港島内の周回路を進んでいく。駐車場は鉄骨製の構造物で組まれた立体型となり、全て埋まっていた。以前であれば臨時スペースもあったところ、現在は第2ターミナルなどに用いられている。
乗車時間は短く、第1ターミナルから5分程で到着した。ここからの復路はほぼ一直線となり、さらに短い乗車時間で結ばれることだろう。
第2ターミナルの到着口は1階にあり、バス乗り場と直接行き来できる。便が少ないために人も少なく、コンビニなど店は開いていない。
第2ターミナルの出発口は2階にある。格安航空会社専用となるこちらも便数が限られることで偏りはあるものの、ここから搭乗する方々は多いようだ。
では第1ターミナルに戻ろう。こちらの乗り場からも各地へ向かうバスがあるとはいえ、ごく少数しかない。無料周回バスのほかに徒歩でも連絡通路があり、10分程で移動できてしまう。
5.第2ターミナル10:35発→第1ターミナル 中部国際空港無料周回バス 知多バス半1071
無料周回バスは同じ車両をグルグル回す方式となり、往路と同じ知多バス半田営業所の車両が来る。用もあまりない小荷物持ちが言うのもアレだろうが、そもそも乗客があまりいない。
ということでほぼ車線変更のみでおよそ2分、第1ターミナルに戻ってきた。ここから今回は豊田市に向かいたいので、そのまま乗り場に並んでおこう。
先に遠州鉄道バスの『e-wing』が入ってくる。浜松へ向かうあちらも最近まで運休が続いており、ようやく戻ってこられたのだ。車両共々気になっているので、機会があれば乗ってみたい。
6.中部国際空港10:50発→豊田市11:59着 空港バス豊田セントレア線/豊田市行き 名鉄バス3910
豊田市へ向かう名鉄バスは近距離高速路線用でトイレがなく、出入口も折戸となった比較的新しい車両だ。以前も同じ時期に乗った系統であり、やはりそこまで乗客はいないらしい。
浜松へ向かう遠州鉄道バスより先に発車。この車両は座席に3点式シートベルトを搭載するのだが、なかなかうまく取り出せず手こずった。高速走行が前提となるだけに、どうにかならないかと。
大減便を経て全て途中無停車となった豊田市行きは、概ね以前の三河豊田ルートに準じているらしい。りんくう料金所を過ぎて、左に見るりんくうビーチも海水浴の方々などで大にぎわい。
セントレアラインを構成する知多横断道路に、真新しい橋脚がまとまって現れた。これは東海市から続く、西知多産業道路ルートの合流点でいいだろうか?
半田中央から知多半島道路へ進み、名古屋の都心部まで35分とある。名古屋高速へ進むならば問題なく、スムーズに進められることだろう。
名鉄バスは阿久比を通過する。手前にあるパーキングは反対側しかなかったところ、こちら向きにも設けられるらしく造成が進んでいるようだ。デジカメをうまく取り出せず、タイミングは逃してしまった。
大府のパーキングは逆にこちら向きしかなかったところ、反対側にも新しく完成していた。さてこの辺りから高速道路の渋滞情報が出ており、大府から湾岸弥富まで13km。豊明から豊田東は8kmとあった。
(つづく)