2023年8月11日(金)午前5時42分 愛知県あま市・木田駅
今回は随分と久々の早朝スタートとなる。先月の九州遠征で予算をほぼ使いきったのに、どこへ行くのかと。連休初日なので、近場でそれらしいことをしたいのだ。
1.木田5:47発→弥富6:07着 普通/弥富行き 名鉄9613
津島線から逆向きの初電車は弥富行きで、9500系の4両。乗客はほとんどいなかった。
当初は津島から尾西線を回って行こうと考えていた。ただ尾西線は、こんな日に無理して回って行くこともないだろう。よって弥富まで乗り続けることとしたい。
佐屋では先に出る普通東岡崎行きと、後から出る普通吉良吉田行きが待っている。さて津島線から須ケ口へ出る2本目は、最繁忙期でも須ケ口まで2両となる。このため特に大型連休初日など、混雑しやすいのだ。
弥富に向け進む中、東名阪自動車道のリニューアル工事は連休でも止めていない。早朝ならばともかく、日中はどうなることか。
弥富に到着すると、そのまま折り返しで東岡崎行きとなる。隣に来たJRの普通は313系を2本連ねた4両で、乗ることなく見送った。
(M)名鉄運賃:木田→弥富 410円
結局そのまま名鉄で折り返すこととした。よって乗り込むのは、同じ9500系の4両だ。
JRはワンマンの2両であるため、結構座席が埋まっていた。
2.弥富6:22発→名鉄名古屋7:06着 普通/東岡崎行き 名鉄9563
対する名鉄は4両で、空きを比較的多く残している。この普通は名古屋から準急となる。
津島からは本格的に乗ってくる流れとなる。津島線に進んで1駅目となる、藤浪からは立ち客も出てきた。
その後も着実に乗客を拾い、甚目寺まで来ると完全に混雑時間帯の様相を見せている。もっともまだ朝の6時台なので、ドア付近が圧迫するようなレベルには至らない。
須ケ口では先に名古屋本線からの急行が発車する。このため名古屋へ先着する急行へ乗り換える客が多く、こちらの普通は混雑からある程度緩和されたか。急行は同じく9500系の4両で、あちらもなかなか挑発的だ。
西枇杷島からは再度乗ってくる流れとなる。この普通は名古屋から程近い住民を、主に乗せるらしい。
名古屋に到着すると、この東岡崎行きは鳴海までの間だけ準急となる。ということで、8月11日は『山の日』。2016年から祝日となり、8月の"大型連休"が11日からとなった。
(M)名鉄運賃:弥富→名鉄名古屋 570円
さて名鉄では券売機の更新が進んでおり、特別車両券を座席表から指定することが可能となった。とりあえず中部国際空港への指定には余裕があるようだ。
(M)JR入場券:名古屋 150円
改めて夏の"バカンスシーズン"初日にして、いわゆる"民族大移動"の始まり。というより、早い人は前日から始まっている。今回は悪趣味極まりないことに、JRの駅で見物しようということだ。
ということで、まずは新幹線ホームを見ていこう。この3月改正で登場し、臨時運行されるのぞみ491号は新横浜始発。新大阪までならば最速なのだが、やはり新大阪行き。自由席は着席こそ微妙ながら、乗ることは苦心しないかと。関東圏限定で利用も限られるため、そこまで乗車はなかったかもしれない。
続いてこれまで新横浜始発の最速で君臨し、現在も定期運行で(新横浜,)小田原,静岡から新神戸,西明石への最速となるひかり533号。自由席は2両多くなるが、見たところやはり立ち客が結構いるようだ。
さあ、ここからが本番。のぞみ99号は品川始発であり、岡山から先は全てこちらが最速となる。名古屋での降車客はそこそこな反面、乗車客も多いので立ち客はデッキにも多く。全ては乗せきれない。
そのまま隣に名古屋始発となる、ひかり535号が入ってきた。これがかなり捻くれており、定期運行される岡山までは西明石だけを強引に通過。臨時扱いの岡山から広島は福山のみ停車というモノだ。広島まで座りたくば、迷わずこちらに乗り込むべし。
そして登場。東京始発の1本目にして、堂々たるのぞみ1号。3両ある自由席はデッキまで満杯で、おそらく乗ることがすでに困難。よっていつかの北陸新幹線みたく、指定席のデッキも開放された。後に続くのぞみ101号も同様だろう。
ひかり535号も発車。座席も埋まり、立ち客もいるような状態となった。この日見た中で、この1本のみがJR西日本のラージA。他はJR東海のN700Sであった。なお2023年8月現在、駅の放送は以前と声が変わっていない。
(つづく)