2022年7月19日(水)午前10時11分 長崎県長崎市・長崎駅
改札を出ると、長崎にもフリーピアノがある。
いなさ口(西口)から出ると、そのまま出島メッセ長崎がある。コンベンションホールや会議場のある棟と、ホテルで構成されている。
西口(いなさ口)の入口も忘れずに収めたい。こちらは新幹線開業に向けて高架へ移転した際、新しく設けられたほうだ。
周辺の地図があるので、位置を確認すべく見ておこう。
(現)JR入場券:長崎 170円
新幹線の改札内にあるトイレに傘を置いてきてしまった。今回のフリー切符だけで入ることはできず、入場券を購入してトイレに戻り。傘を取ることとなる。
かもめ口(東口)は工事が現在も続いており、かなりごちゃごちゃとしていた。こちらも新しくビルなどが立ち上がるようだ。
東口(かもめ口)にかつてあった地上の駅は、すっかり跡形もなく解体されて整地されている。路面電車の駅は移動しなかったことから、JRからは徒歩移動の距離が生じている。
もはや10年前の姿はかもめ口になく、遠い昔話になってしまった。跡地はバス乗り場となり、市内など各所へ路線が出ている。今後はターミナルらしい設備となるよう、再開発ビルなども合わせて整備されていくのだろう。
移転した駅の高架下はJR九州のグループにより、新しく『長崎街道かもめ市場』が開かれた。一応、今回の目的としたトルコライスも店がある。開店は11時となるが、どうするか。
結局市内移動も面倒だからと、長崎の駅から離れず待つこととした。暑い屋外ではあるものの、椅子とテーブルは完備されている。風も穏やかに通り抜けるので、思った以上に快適かもしれない。
11時になったので、店に入ろう。ここではトルコライスだけでもかなり種類が豊富に揃っている。
(A)チキンカツがメインのトルコライス(ニッキーアースティン) 995円
選んだのは全ての基本型にして、最も低価格な組み合わせ。白米のチキンカツカレーにドライカレースパゲティ、デミソースとコーンサラダという。1973年に創業してから最初のトルコライスだ。
やはりまたサラダから手出しするのが癖になってきた。ドレッシングはフレンチ系のようで、お味はなかなかクリーミーで美味しい。それこそ、オーロラソースだろうかと。
カレーは中辛より辛口気味となる。前夜のバターチキンカレーは甘口だったため、明確に違うものとわかった。不思議とコクのある店のカレーは辛口が多く、結構タイプかもしれない。
チキンカツにデミソースがかかるところ、カレーも合わさっていく。これもまたトルコライスのトルコライス一面だ。食べたくて長崎まで来た甲斐あって、もっと好きになりそうだ。
スパゲティは色が薄く、味が付いていないように見受けられる。食べてみると、うっすらとカレー風味が感じられる。実のところ米を食べきり、残ったカレーやデミソースと合わせるのが正しかったかもだろう。
長崎名物、トルコライスをごちそうさま。単体でボリュームがあるため、店ごとに食べ比べるならば時間を要するだろうな。
そして目的はもう1つ、長崎のミルクセーキがある。隣のカフェにあるようなので、頂いておきたい。
(A)自家製ミルクセーキ(みのりカフェ) 550円
長崎のミルクセーキは特徴があり、卵と牛乳のみならずバニラアイスやかき氷も入る。このためにドロドロとした食感となるのだ。当初の構想ではもっと大きなサイズだったが、小ぶりでも満足だ。余裕があればミルクセーキパフェがいいと思う。
(A)アイスコーヒー(みのりカフェ) 440円
ドリンクにドリンクという組み合わせだとは、この店に限って思わない。アイスコーヒーは間違いなくドリンクだが、長崎のミルクセーキはドリンクというより単体でデザートになるし。
(つづく)