2023年8月5日(土)午後7時42分 名古屋市守山区・竜泉寺の湯名古屋守山本店

ひろ「で…、九州行ったって話。」
めぐ「いいよ。最初は新幹線で小倉来ただけで、2日目からかな?」
たか「小倉から、ハウステンボス行かなかったって。」
めぐ「まあハウステンボスじゃなくて、西九州新幹線で長崎と佐世保の。いくよ…。」



2023年7月19日(水)午前6時32分 北九州市小倉北区・快活CLUB小倉駅南口店

(A)フルフラットシート9時間パック+延長28分(快活CLUB小倉駅南口店) 2600円
 北九州は小倉のネットカフェで過ごし、迎えた朝。3日間で九州を回る旅が本格的に始まる。

(A)白傘50cm(快活CLUB) 330円
 今回は天候不良が予想されておりながら、傘は持参していない。買うと雨があまり降らないジンクスも兼ねて、ビニール傘を買っておいた。


 前夜進んだように、商店街からデッキへ上がっていく。夜の間に雨が降ったようだが、朝になれば止んで晴れ間も見せていた。



(M)コインロッカー・小(北九州モノレール小倉駅東口) 400円
 こちらも前夜調べていた、モノレールの駅に隣接するコインロッカーへ。こちらはキーレス式となっており、ICカードを使う場合はカードそのものが解錠に必要となる。


(A)レジ袋(ファミリーマート) 3円
 モノレールの駅にあるコンビニ売店も、JR九州と同じくファミリーマートとなっていた。ここでいくつか買ってから、JR九州の改札を通るとしたい。


 今回使用する『きっぷ』は自動改札機を利用でき、特急券も重ね入れが可能となる。通過した先の在来線コンコースは、思いのほか殺風景な印象を覚えた。


 先に出るかささぎ101号は787系の6両で、これから乗るリレーかもめ9号と同じく門司港を始発とする。こちらは肥前鹿島行きとなっており、実質は旧来の『かもめ』を短縮させて存続させた列車であろう。


 快速南福岡行きは813系の6両となる。混雑対策で一部座席の撤去がなされた車両もあり、正直なところどうかと思うのは当然だろう。それはそうと、進行方向はどっちだったのか。


 ズームアップさせて駅名標を収めておこう。駅番号は実質4路線分の表記があり、山陽本線の下関行きはここが起点とされる。



2.小倉7:09発→武雄温泉9:20着 特急リレーかもめ9号/武雄温泉乗り換え サハ787-201
 これから乗るリレーかもめ9号は787系の8両で、側面の行先表示がカラーLEDとなっていた。行先の扱いは新幹線に合わせて長崎行きとされ、武雄温泉乗り換えが併記される。


(現)JR新幹線特急券:小倉→武雄温泉→長崎 3730円
 小倉から長崎の特急券は武雄温泉を挟んで1枚となり、新幹線のそれとして扱われていた。都合上在来線区間は自由席、新幹線は指定席となる。リレーかもめ9号を指定席としなかったのは、指定席が2両しかなく空席に乏しかったため。ならばと車両も自由に選ぶことができ、どこにしようかと…。


 選んだのは4号車で、テーブルの付いた半個室となるボックスシート。車両の半室が仕切られたセミコンパートメントとなり、もう半室は元々ビュッフェのあった区画となる。リレーかもめ9号ではこちらも自由席となり、捨てたものじゃない。



(A)颯620ml(アサヒ飲料) 138円[軽]
 半個室というのは個室に扉がないため。折り畳み可能なテーブルには卓上ランプも備わり、実用性と共に華をも添えてくれる。座席のリクライニングはない代わり、そのままでも角度がなかなか深い。


 そこまで乗客も多くなく発車した。若戸大橋など、しばらくは朝の北九州市内を見ていきたい。混雑する道路を横目に、特急車両は優雅な走りを見せてくれるか。


 戸畑,黒崎と、北九州市内は停車間隔が短い。こまめに乗客を拾っていく流れだろう。


 歴史ある折尾の駅も、すっかり新しい高架駅となった。ここからの乗客が多く、ボックスシートの区画にも乗ってきた。自由席なので、相席になっても仕方ない。


 北九州市を抜け、特急は特急らしく停車駅も少なくなり飛ばしていく。時間柄、乗客を見るに博多までの定期利用が多そうだ。外を見れば、雲行きがなんとなく怪しい感じ。


 とうとう雨も降ってきたところ。リレーかもめ9号は赤間に停車して、ボックスシートも埋まった。待避する南福岡行きは817系3000番台が連なることから、小倉で見た列車とは違う。


 福間ではボックスシート区画にも立ち客が出てきた。次に停車するのは博多となる。隣にいたのは、今度こそ小倉で見た快速だ。


 やがて福岡市内へ。ここまで来ると周囲は戸建,集合問わず住宅が多く、通過する駅で見送る客も多い。やはり特急用の定期券は多く用いられており、客によってはそれすらも携帯端末に内蔵している。


 国道495号と並走しながら、特急はスピードを落としてしまった。反対側を通っていく列車など見ても乗客が多い。


 吉塚を通過し、福北ゆたか線と新幹線が合流するように並走してくる。博多はもうすぐ近い。


 やはり博多で降りる客がほとんどであり、車内は一気に空きが多くなった。博多では4分停車し、ここから乗ってくる客もそれなりに見られる。



(A)SPAMむすびツナマヨネーズ(ファミマル) 290円[軽]
 小倉で仕入れたSPAMむすびをここで投入しようか。沖縄県で多く食べられる『スパム』ことポークランチョンミートは厚く切られ、ボリュームある食べ応えに貢献。ツナマヨネーズで味をまとめるほか、薄焼き玉子も入っていた。
(つづく)