今回はちょっとしたおまけ。実質的にスタートとゴールとなった名古屋までの行き来と、新宿から木更津で実行しなかった計画を取り上げよう。
2023年7月4日(火)午後0時15分 愛知県あま市・甚目寺駅
91.甚目寺12:15発→須ヶ口12:18着 普通/須ヶ口行き 6458
当初の行程より45分早くスタート。須ヶ口行きとなったため、名古屋へ向かうには急ぎの有無を問わず乗り換えなければならない。
92.須ヶ口12:20発→名鉄名古屋12:37着 準急/豊明行き 5062
ところで準急が津島線からの直通であれば、須ケ口で特急を待避することもできる。現状のまま岐阜から普通で到着して、準急としたならば二ツ杁での待避以外に選択肢がない。それもそうだし、岐阜の段階で豊明行きを示すわけにいかなかっただろうか?
ということで、名古屋からは新幹線で東京へ。2023年"東京ドーム3部作"の最後を飾るのは、2019年以来の東北楽天主催となる『楽天スーパーナイター』。対象チケットを持つ来場先着30000名に、ビジター用のレプリカユニフォームが配布された。
翌、7月5日。勿論東京都内まで来て、何も目的なく帰るということはしない。新宿から木更津を経て、久留里線の終着駅となる上総亀山へ向かったのだ。ところで新宿から木更津まで、千葉停車の特急『成田エクスプレス』と快速を乗り継いでいる。
実は時間差と合計料金面で、複数の行程を用意していた。今回は3種用意し、使わなかった2種を取り上げてまとめていこう。
A5.新宿8:48発→西大井9:08着 普通2531Y/逗子行き
新宿から特急を使わずして千葉まで向かうならば、まず思い当たるのが品川まで山手線,品川から横須賀線~総武快速線とされるだろう。しかし実際は、湘南新宿ラインを用いるのだ。この時同じ湘南新宿ラインでも、快速に乗ってはいけない。
出発は朝8時半が目安となる。新宿から乗り込み、大崎で山手貨物線(特急専用ルート)から分かれた次。西大井で降りよう。大崎,品川,西大井で三角地帯を形成するため、西大井で折り返す形を取ればルートが重複しないのだ。
また相鉄直通は西大井まで同一ルートで停車するものの、今回の時刻面で該当可能な便がなかった。
A6.西大井9:39発→木更津11:22着 普通878S/君津行き
西大井は単純相対式ホームなので、乗り換えには階段移動を必要とする。このため西大井では念入りな意味もあり、木更津への直通が来るまで30分以上を確保している。あとはホーム上のベンチを利用できるかどうか。
加えて西大井から木更津までなかなかの長丁場だ。東京(総武地下ホーム)にて乗客が入れ替わったところで、グリーン車に乗りたいと思うのは当然だろう。また千葉から、ちょうど実際に乗り継いでいる。E235系だったため(前期,中期以降を問わず)、普通車はオールロングシートとなる。
C5.バスタ新宿10:20発→木更津駅11:35着 高速木更津~新宿線/木更津駅行き
また出発が朝10時前後までずれ込んだ際は、同じ新宿から高速バスという選択になる。東京湾アクアラインを経由する路線であり、到着時刻の差で見るならば13分しか遅くならない。内房線の利用が大きく減少したのはこのルートに要因がある。
この路線は小湊鉄道と小田急ハイウェイバスが共同で運行しており、この便は小田急ハイウェイバスによる運行となる。運賃は1600円でICカード利用も可能となっており、バスも高速路線であることから着席乗車が確約されている。
木更津からは久留里線で上総亀山へ向かい、そのまま往復。復路は名古屋市内まで乗車券を購入したため、木更津や東京での途中下車が可能となっていた。
ところで上総亀山から乗車駅証明書(+木更津から東京の普通列車グリーン券)のみで乗車し、東京の新幹線乗り換え口まで来たならばどうなっただろうか?グリーン車にはアテンダントが乗車していたので、そちらで購入することになったのだろうか?
(S)名鉄特別車両券:名鉄名古屋→木田 360円
そのまま名古屋まで新幹線で一気に帰ってきた。そして名鉄名古屋からも今回、豪勢にゆったり帰ることとした。平日夕方のみ、河和線からの直通で津島線の特急がある。
99.名鉄名古屋20:15発→木田20:29着 特急407/佐屋行き 1162
乗車したのは1000系で、一部特別車へ組成する際トイレ付となったタイプ。座席はリニューアルの際に2000系と同等なモノへ交換され、結果的に名鉄の特別車は座席がほぼ統一されたこととなる。ラストは14分ながら、快適に過ごすことができた。
(2023年東京ドーム3部作最終章 おわり)