2023年5月3日(水)午後0時41分 愛知県蒲郡市

 豊橋老津のローソンからタイミングを逸し続け、結局は蒲郡三谷のファミリーマートまで29.0kmも引っ張ってしまった。豊橋市内は飲食もそれなりにあったところ、豊川市から急にしっくりこなく…。


国道23号現道 臨海公園(豊川市)→蟹洗(蒲郡市)
 再スタート直後は旧商店街なのか、古く長い3階建てビルに囲われる。そんな古めかしい雰囲気から抜けると、対面通行のままながら車道がやや広い。

 そのまま直進となる箇所において、斜めに左折する方向が優先されていた。以降は対面通行にして、先ほどと比べても狭く感じられてしまう。この国道23号現道が"らしくない"のは、やはりバイパス開通を前提に"ダミー"として指定したのだろうかと。

 国道473号が交差し、以降は過去に同一方向で走行している。引き続き対面通行となる。蒲郡駅前もパスして、軽く流す程度にしていこう。

 ラグーナテンボスの付近で分岐していた国道247号が交差しており、国道23号の現道は左折し合流する。今回は進行方向の関係と、過去走行していることから直進しよう。国道の旧道である。


国道23号現道 眺海橋南(蒲郡市)→幸田須美インター(幸田町)
 国道23号の現道は国道247号にかわり、国道248号に重複する形となる。片側2車線で蒲郡の市街地から離れ、すぐに幸田町へ入ると内陸の路線となっている。JRの線路と並走しつつ、恒例の"民族大移動"で在来線を選ぶ人がどれぐらいだろうかと思いつつ…。


 ようやく現道が"一級国道"らしくなってきていたところ、国道23号は国道248号から外れるように左折を強いられる。形状そのものは国道23号が旧道のままらしく、直進の国道248号はバイパスらしい。さらには国道23号のバイパスは直進して向かうこととなる。

 旧道を対面通行となった国道23号は、さらにほど近い箇所で信号もなく左折。そのままJRの線路も踏切で介さなければならない。再度"らしくない"程に格がないばかりか、より貧相な印象すら覚えてしまうだろう。

 今回の原付合宿で、山道らしいシーンはあまりないかもしれない。前日は弥富市から伊勢内宮まで、ほぼ平坦な地形で全て占められていた。この日も起伏は少なからずあれど海沿いが多く、強いて言うならば国道42(・167)号の二見から鳥羽までぐらいか。

 そのまま道の駅『筆柿の里・幸田』も今回は通過するとした。バイパスの交通量がどれほど多くなっているのか想像しつつ、現道は対面通行のまま上り坂から下り坂となる。


 幸田須美インターから先、国道23号はバイパスへ1本化されている。次に現道がバイパスから分離するのは三重県鈴鹿市、中勢バイパスとなろう。よって国道23号のうち、愛知県内の現道を両方向とも制したといえようか。


愛知県道383号 上六栗深田(幸田町)→江原町(西尾市)
 ここからは国道23号の現道から引き続き、かつて国道23号とされていたであろう旧道を進めよう。県道383号は幸田須美インターから先、さらに"一級国道"だったことを疑いたくなるほど狭い道に。もっともその区間はあまり長くなく、しばらくすると走りやすい対面通行となる。交通量はめっきり少ない。

 山めいた田舎風景から抜け、県道43号と交差する。国道23号の旧道は前年10月に逆向きで進んでおり、同じように直進して進もう。バイパスはこのあたりから片側2車線となり、名古屋市内に向けて平常時の交通量が多くなっていく。


愛知県道43号 江原町(西尾市)→小島インター(西尾市)
 同じく対面通行の県道と、そろそろまた道の駅が近い。入るタイミングは確実に迫っている。道の駅『にしお岡ノ山』は近く、国道23号のインターから側道へ進むこととなる。


 蒲郡三谷のファミリーマートから20.7km。道の駅を1か所通過したこともあり、次の『にしお岡ノ山』までまた引っ張ってしまった。こちらもやはり大型連休だけあり、多くの車と来客がある。

 主食系はしっくりくるものがなかったため、またしても昼食は先送り。トイレだけで退出することとなるが、ガソリン残量が…!?


愛知県道43号 小島インター(西尾市)→道光寺南(西尾市)
 とりあえず西尾の市街地へ出られれば、食事のみならずセルフスタンドも何か少なからずあるだろう。引き続き国道23号の旧道を、前年10月と逆向きに進む。対面通行で住宅が多くなっていく中、市街地はあまり遠くない。


 愛知県道12号と交差し、本来ならば右折するルートとなるところ。ひとまず直進し、道の駅『にしお岡ノ山』から3.1kmで停止し探してみる。飲食もそうだが、セルフスタンドも遠くないところにあった。

 そして国道23号の旧道としても、残す距離はあまり長くない。原付合宿も消化試合ムードとなるところだろうが、ここから迷走を始めてしまう…。

(つづく)