2023年4月19日(水)午後0時34分 静岡県御殿場市
とりあえず『じとっこ組合』がランチをやっているようなので、そちらで昼食としようか。しかし御殿場に来て宮崎料理というのも、なかなかの選択だろう。
入れば居酒屋みたいな店であった。客はあまりおらず、グループ客が昼から居酒屋らしく盛り上がっていた。注文そのものはタッチパネル式となっており、水(お冷)もそちらから発注する。
いい昼食をご馳走様。ここでも支払いにはauPAYを使用できた。そもそも御殿場へ来る機会があまりないものと思われ、ましてや今後この店に来る機会があるのかもわからない。選択肢に乏しい中、貴重な存在であるだけに…。
ちょうどよく沼津行きの普通にいい時刻となった。ここからはICカードで改札を入ろうか。
11.御殿場13:25発→沼津13:58着 普通2633M/沼津行き クモハ313-2601
乗るのはやはりJR東海の313系であり、オールロングシートで発電ブレーキを搭載する3両編成の2600番台。ワンマン運転には対応していない。
あまり乗らないまま、先ほど小田急の特急がいた3番線を発車。
雄大な富士山を眺められる右側と比べて、左側はどこにでもありそうな山めいた景色となる。御殿場線は次第に山から下っていく。
富士岡から右を見れば、高速道路と富士山をセットでいい景色になる。
裾野までくれば、沿線に住宅がかなり多くなってきている。左はともかく、右の景色は引き続き富士山から見守られるようだ。むしろ駿河小山からここまでの車窓からして、それこそどこかで区切ったほうがいいくらいに。
長泉なめりはホーム1面1線の無人駅にして、造りの立派な自由通路を有している。複線用の用地はあるのだが、この路線やこの駅構内が再複線化されることはあるのだろうか?
町田から概ね東名高速や、国道246号と並走してきた今回のルート。道路構造物類はなかなかタイミングがつかめず、相変わらず肉眼だけが頼りとなる。さあ、沼津はもうすぐだ。
沼津に到着してからは回送となった。
12.沼津14:03発→三島14:07着 普通432M/熱海行き クモハ211-5610
沼津には211系SS編成の3両で先に入っており、ここで前方に313系の2両編成を連結。熱海までは5両になって向かうこととなる。中間となった211系の先頭車両へ乗り込もう。トイレのないオールロングシートとして扱われるのは、あとどれぐらいか…。
沼津から三島にかけては乗客の行き来が多い。上をまたぐ国道1号を収めようとしたが、間に合わない。
御殿場から合わせて42分、三島に到着。ここから伊豆箱根鉄道への直通は、東京発着の特急に限られる。
(S)JR運賃:御殿場→三島 590円
どちらにせよ時間が生じるので、三島ではJRの駅から改札を出よう。駅前のバス乗り場からは周辺への一般路線のほか、長距離路線も多く発着している。河口湖行きのバスとともに、多くの外国人客が固まっていた。
JRの駅は南北に分かれて駅舎があり、南口は新幹線の乗り場から遠いことであまり新幹線駅らしくなっていない。また近隣にある三嶋大社を連想させるような外観と、曲線状にせりあがるような屋根をしている。
伊豆箱根鉄道はJRの駅と分けられつつ、改札内の通路でつながっている。ICカードは使用できないため、窓口か券売機で乗車券を購入しなければならない。
ヨハネ…、お前だったのか。まあ、いい。この続きはまた少々お待ちいただくこととなる。それまでしばし、ごきげんよう。
(白獅子の祭典 つづく)