2023年4月19日(水)午前9時53分 東京都新宿区・快活CLUB新宿駅西口2号店
(A)鍵付完全個室・12時間パック(快活CLUB新宿駅西口2号店) 5170円
12時間弱も滞在していれば本来、睡眠には十分な時間を確保できたはずだろう。ところが実際は現地でも画像編集などパソコン作業をある程度しており、なかなか理想的な過ごし方をするには程遠くなる。さらに今回は体温計の持参を、前日出発段階で忘れていた。
何はともあれ、まずは朝食からにしよう。するとすぐ近隣には名古屋地区で見かけない、24時間営業の熱烈中華食堂『日高屋』があった。
ということで店へ入り、朝食として2品を注文。いずれも少量ずつな品にして、合わせれば価格共々1食分相当となる。支払いにはauPAYを使用できた。さあ、今回はどうするか…?
午前10時を回って出勤ピークは過ぎつつ、外国人観光客などもあって相変わらず人の多い新宿西口。今回は小田急の特急(ロマンスカー)に乗って行こう。
(S)小田急・JR乗車券:新宿→御殿場 1310円
直近で乗車できそうな便は、ちょうどJR東海へ直通する『ふじさん』3号がある。ICカードでの直接入場を避け、券売機で買っておこう。特急専用の運賃表があり、駅番号はJR東海の分もしっかり示されていた。
(S)小田急・JR特急券:新宿→御殿場 1610円
そして私鉄の有料特急は全席指定が原則となる。運賃もそうだが会社間で打ち切り計算となるため、結構料金が高くなってしまうのだ。
(A)ドトール直火焙煎カフェ・オ・レ480ml(アサヒ飲料) 161円[軽]
モーニングコーヒーとして、隣接するJR東日本の売店で1つ買っておこう。コーヒー飲料は甘い味か、甘さを抑えているか。この品は甘さを抑えているタイプらしい。
(A)十六茶660ml(アサヒ飲料) 138円[軽]
さらに水分を確保しておこう。やはりJR東日本の売店でauPAYを使っても、ポイント付与の対象にはならなかったようだ。これひょっとして宮城野原の野球場でも(楽天ペイと共通であることから)使えて、ポイントは付与されないってことだったり…?
10.新宿10:40発→御殿場12:24着 特急ふじさん3号/御殿場行き 小田急60501
ここから乗り込む車両は各種路線等の制約上、地下鉄対応型の60000系『MSE』が6両編成と決まっている。デザイナーによってか『フェルメールブルー』と名付けられた、水色系のメタリック塗装が大いに目立つ。地下鉄運用に対応すべく前面に扉を設けつつも、流線型の形状とともに前面展望をできるだけ可能とした。
車内は50000系『VSE』から続くように、ドーム状の弧を描いた天井が目を引く。壁面には木目模様を多用し、照明なども全体的に暖色系で落ち着きある雰囲気を見せる。車端部のLED案内装置は、白色と緑色のみで2段表示となっているようだ。
座席のリクライニングはここまでJRのそれに慣れてしまったのか、あまり深く感じられなくなっている。背もたれは薄めにして結構大きいようで、なかなか違和感を覚えてしまう。センターアームレストや背面テーブル、コンセントも装備はない。
ロールカーテンはワイヤー式で、小田急以外での採用例が思い当たらず使い慣れない。床面はカーペット敷となり、JRの特急等と比べて高級感があった。
平日の昼前なのか、空席が多いまま新宿を発車。しばらくは集合や戸建の住宅が密集して迫り、複線区間にしてかなり入り組んで狭苦しい。
代々木上原で地下鉄千代田線が合流し、複々線となった。地下へ少し入って地上へ出て、連続する高架区間を進んでいく。速度はあまり上がっていないようだ。
多摩川を渡った先で連続した複々線区間は終わる。高架からも下って、向ケ丘遊園で急行を抜かす。
特急『ふじさん』は新百合ヶ丘に停車。3面6線を有しており、中央の1面2線が多摩線へ分岐する線路とホームになる。ホームドアの工事が行われるため、4号車のドアは開かない。待避していた各駅停車は、もう1本急行を待ってから発車するようだ。
丘陵地と共に戸建住宅の多い景色となる。町田市は神奈川県から東京都へ戻る形で位置している。
そのまま神奈川県へ戻り、相模大野に停車。2面4線式のホームを持ち、江ノ島線が分岐する。方向別にホームは分けられているようだ。
相模大野を出ると、左には車両基地が見られた。乗務員も交代し、JR東海へ進んだ松田まで担当する。
緑多き地に畑があったり、それでも住宅地は途切れることがない。やや本数も少なくなったのか、特急はようやくスピードを上げていく。
この特急『ふじさん』は海老名に停車せず、通過していく。隣は先月降り立った相鉄の終着駅で、新宿からであればJRとの直通ルートが新たに形成されることとなった。
本厚木を前にして相模川を渡る。いつ振りか高架へ上がっており、駅から離れれば田畑も多くなってきている。
(つづく)