2023年4月1日(土)午後1時55分 大阪市西区・京セラドーム大阪
試合開始5分前になり、最終のメンバー表交換が行われる。阪神の岡田彰布監督は2023年シーズンから復帰。対する横浜DeNAの三浦大輔監督は、現役時代に登板した試合を実観戦していたり。
試合そのものはすでに取り上げたため軽く流すとし、開始から序盤に点を取りあったことで概ね1時間。開幕2戦目のデーゲームで阪神主催ということもあり、2日も合わせてチケットは完売。スタンドはしっかり埋まっている。
(現)ぼっかけ丼(京セラドーム大阪/球場食堂) 800円[軽]
こちらは京セラドーム大阪の飲食売店で、阪神主催試合限定の品。牛すじ肉とこんにゃくを細かく刻み、甘辛い味付けで煮込んだ神戸名物となる。添えられるキャベツと共に、なんとなく飲み屋でありそうな雰囲気になった。
買ってから少々時間を置いたため、煮込み汁がご飯にしみこんでよりお味がしっかりと。牛すじ肉もカタさはなく、こんにゃく共々食感が生きるようだ。
(現)Vカットポテト(京セラドーム大阪/いてまえドッグ) 550円[軽]
4回表に席を外して追加。皮付きポテトの外側にも切れ目を入れ、商品名の"Vカット"としている。これによってポテトの厚みが薄くなり、食感がより軽いものとなった。いてまえドッグのソース類は、ポテトに使ってもよかっただろうか?
満員御礼となったこの試合、観客数は36021人と発表されたようだ。7回裏の"恒例行事"はジェット風船が使用できないため、風船柄のタオルで代用している。この方式ならば、以前から使用が禁止されていた球場でも発揮できるだろう。
試合そのものは横浜DeNAが初回に4点を先制しながら、以降は2回にソロホームランのみ。阪神が早々に追いついて延長戦へ。日本プロ野球の公式戦ではタイブレーク制度など採用せず、そのまま最大12回まで進めることとなる。
そして12回裏。2アウトから満塁にして、サヨナラゲームとなる。実観戦においてはこれまで阪神が勝ったことがなく、ようやくにして12球団最後となった。
甲子園の照明がLEDとなったことで始められた、勝利後に行う"光のセレモニー"。大阪も照明がLED化されているので、このセレモニーも問題ない。
ライトを使った演出といえば名古屋もそうなので、現状は携帯端末のライトが主なところ。それこそ『昇竜松明』ならぬ"猛虎松明"として、黄色く光るLEDライトを出すと面白そうだ。
お立ち台はサヨナラヒットの近本光司と、プロ初登板で初勝利となった富田蓮。
試合開始から延長12回、4時間半弱となったことで少々空席にはなってきた。それでも翌日が日曜日とあって、まだまだ残る大勢の観客と六甲おろし(阪神タイガースの歌)の大合唱。
ビジョンはそのままスコアボードに戻ることがなく終わった。もう少しゆっくり過ごしてから、ドームを後にしよう。ということで、大阪の野球観戦そのものはここまで。このブログのことなので、話はもう少し続けさせていただこう。しばし待たれよ。
(2023年大阪グランドスラム観戦記 つづく)